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2008-10-22 東京国際映画祭5日目
映画祭メイン会場である六本木ヒルズにもだんだん慣れてきた。昔からあそこは、私にとっては磁場が狂っているとしか思えないほど体内磁石がまったく作動しない場所。つまり、ただの方向音痴ってことデス。
それはさておき、映画祭のプレス試写は、従来のプレス試写と趣きが違い、これまた楽しい。普段、映画配給&宣伝会社から案内状が届くプレス試写は、都内20カ所程の試写室で上映される。ほとんどの試写室が映画会社の中にあり、規模もさまざま。単館劇場より大きなスクリーン&座席数の試写室もあるし、高級ホテルのような広いロビー完備のところもある。こう書くと、一般劇場と変わらないのだが、やっぱり違うのだ。ロビーも試写室も、靴音が響くぐらいすっごく静か。もちろん飲食不可。映画を楽しむということは同じだけれど、家族・友人・恋人といっしょにわきあいあいと観るわけではないから、一人で作品に対峙するという、よい緊張感が漂っている。
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通常のプレス試写は、公開数カ月前に郵送&メールで日程表が届く。ひとつの作品につき10回ほどの試写がおこなわれる。数年前の『グエムル』の試写のときは、二度ほど角川映画の試写室に行ったのだが満員で入れなかった。しかし、ありがたいことに、配給元が、劇場や他目的ホールでおこなわれる一般試写会で鑑賞できるようセッテイングしてくれた。
一般試写会は、また違った独特の雰囲気がある。まず、満員だってこと。人気作品以外、一般劇場が満員になることはあまりないものね。大好きな『グエムル』は、公開後、再度一般劇場で観たけれど、ガラガラだった。いい映画なんだけどなぁ。……それはともかく、一般試写会は、プレス試写と違って、泣いたり笑ったり息を飲んだり、ポップコーンほうばったりで(笑)、観る側のリアクションがストレート。その得体の知れぬエネルギーみたいなものが、映画を観るテンションを高めてくれ、それはそれで楽しかった。
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で、東京国際映画際では、六本木ヒルズにあるシネコンのいくつかのスクリーンを、プレス専用の試写室としている(一般向けにも映画祭参加作品を上映中)。一般劇場だからエントランスに入ると、売店からキャラメル風味の甘くて美味しい匂いが漂ってくる。思わずカウンターで注文してしまいそうになりながら、試写ブース入り口へ行くと、IDカードをスキャンチェックされる。座席指定ではなく好きな座席に座ってよし。それから飲食OK。さすがに食べている人はいないけれど。
通常のプレス試写は時間厳守で、開映時間は正確、開映後には絶対に入れてもらえないのだが、映画祭では、そのあたりが緩やか。「あら? まだ始まらないのかな」だったり、一般劇場と同じで、遅れて入ってくる人、途中で出て行ってしまう人もいる。勤勉で厳格な日本基準を国際基準にしているのかな(笑)。もちろん、海外のプレスが多い。先日、バリ島が舞台の作品を観たとき、隣席がインドの女性プレスだった。彼女から上等のお香のような香りが漂ってきて、劇中でもお香をたくシーンが頻繁に登場し、スクリーンから香りがしているようだった。
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ということで、他にも書きたいことがたくさんあるのですが、今日はこのへんで。ゴメンナサイ、しばらく、日記の更新が変則的になります。
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