宮部みゆきの「孤宿の人」が新書判になっていたのに今頃気づいて読了。
この本、気になったきっかけというのが、電車の中で目の前に立っていた人が読んでいて、その中に出てくる紅貝染めの塔屋の景色などがすごく気になったこと。その時点ではタイトルもわからなかったので、「紅貝染め」や「加賀さま」などのキーワードで検索して、やっとどの本なのかわかりました。
不遇な生まれの少女「ほう」が成長する姿と、暮らす藩で起こる様々な事件。一見別々の事件と思われた出来事がつながり合ってその裏にあるものが見えてくる、どうなるんだろうと思わされてどんどん読みたくなります。一部には少し謎のまま残されてしまって消化不良な感じを受けるエピソードもあるんだけれども、最後には「ほう」が成長した姿に、ちょっとほろっとして読み終わりました。
新人物往来社
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