放棄されたOS


先週、OpenOFficeの新バージョンがPDF出力が出来るという件を書かせて頂きましたが、そう言えばMacOS XだとPDF出力機能自体フレームワークになっているようですね。実際印刷機能でPDF出力がそのまま出来るので、大量でPDFを出力するという用途やPDF自体の編集をしない限りはAcrobatは必要無いようで、そう言う意味ではAppleはまだMSよりは物わかりが良いようですね。(^^;
というわけで、ゲイツ君には是非ともジョブス君を見習ってWindowsにもPDF出力機能を標準で付けてもらいたいところです。というか、PDFの閲覧くらい標準で出来て欲しい所なんですけれどね。今だとLinuxも普通にできますし。
と言うか、正直言ってワードとかExcelの添付で改訂履歴が入りまくった巨大なファイルの添付メールなんて受け取りたく無いんですよね。なんで文章スカスカなのに簡単に10メガとかなるんでしょ。その上今度暗号化なんてするとさらに増えることは確実でしょうしね。
ただ、OFFICEの文書は確かにどう見ても無駄に容量を食っているとしか思えないのですが、世の中には上には上がいるもので、最近下記のようなお便りを頂きました。

さて、私はHDD容量が10GBしかないNote PCでWindows MEを使っています。
このWindows ME、なんと起動するたびに、HDDを何十MBか勝手に消費してしまいます。
何にもしないのに毎日HDD容量が何十MB単位で減ってしまうのです。
ここ3ヶ月くらいで1.5GBは減ってしまったでしょう。

残りが1GB以下になってきた時から、常にディスクのクリーンアップをしてきました
が、効果はありませんでした。
新しくPCを買おうかなとも、思っていました。

ところが昨日、残り容量がついに105MBとなってしまいました。
そこでいつもと同じようにディスクのクリーンアップを実行した所、なんといきなり
HDD残りが7.35GBに増えたのです。
何度も何度も同じようにディスクのクリーンアップをしても何の効果もなかったもの
がです。

必要なアプリなどを消してしまったか、とあせって調べたのですが、アプリはおろ
か、データもきっちり残っています。
SCANDISKでは確かにファイル数が10,000位、減っていました。
じゃ、いったい何が消えたのでしょうか?
Windows MEは勝手に10,000ものわけのわからないファイルを作ったのでしょうか。
解りません。

Windows MEには
・勝手に起動の度にわけのわからないファイルを作り、HDDを何十MB無駄に消費する。
・ディスクのクリーンアップでも消せないわけのわからないファイルがある日突然、消える。
と言う摩訶不思議な隠し機能があるようです。

わけのわからないOSです。
	
まぁ確かに史上最高のジョークOSと評判の高いWindowsMeですから何が起こってもおかしくは無いのですが、ここまで来ると凄いですね。なんかまるで小泣きじじいみたいなOSですが、水木しげる氏も今度WindowsOSを題材に妖怪漫画でも書かれたら面白いかも知れません。

10/14補足:上記のWindowsMeのディスク使用量がふくれあがる件ですが、これ例の「システムの復元」機能がファイルをどんどんため込んでいるのだそうで、この機能を切ると直るそうです。いや、この機能があるのは知ってましたが、こんな本当に漫画みたいなことになるとは(^^;。いやはや恐れ入りました。
さて、一週間ぶりのご無沙汰でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。そう言えば衆議院もとうとう解散になりましたが、なんかコイズミ君は内閣作ったとたん消費税をやっぱりもっと上げますと言いだしたようで。これ以上購買意欲そいで景気悪化させてどうするんだという気もしますが、なんでこう国会のセンセイ方たちは学習能力の無い人間ばかりなんでしょうね。
ま、学習能力が無いと言うのはどっかのベンダーも同じではあります。先日はそのあまりの学習能力の無さにとうとうセキュリティ集団訴訟なんてものを起こされてしまったようですね。

この集団訴訟は、Windowsのセキュリティホールによって顧客データを盗まれた、などの訴えを持って訴訟を起こされているものですが、もしこの訴訟が認められたとした場合、例えばBlasterのバグにより社内ネットワークが麻痺し、その間取引が出来なくなって損害が生じた、とか、社内の全サーバへパッチをあてる作業を実施したせいで、社員何人が何時間拘束された、その分の工数を請求する、という請求も認められる可能性もありますね。と言うわけでMSの提灯持ちをやっている会社以外は今からでも過去の履歴を洗い出して損害額を計算しておいた方がいいでしょう。あ、ExcelではなくOpenOffice-Calcを使って頂いた方が計算ミスも無く信頼性が高い数値をはじき出すことができるかと思います(^^;。

で、これに対しするMSの方の反論を要約すると
「MSは、セキュリティ対策を最重要課題として、最善の努力をしてきた」
「そのため、2001年には全社上げてのセキュリティ向上計画、Trustworthy Computing Initiative を立ち上げたのだ」
「よって、我々には責任は無い」

と言ったものですね。

ま、結果が悪くてもよく頑張ったねで褒められるのは小学生くらいまでかと思うのですが、どうもこの会社は頭の中は小学生並のようで、頑張ったからバグがあっても許してもらえると思っているようです。最近大企業も爆発事故などが相次いでおりますが、頑張ったので許してくださいで済むなら誰も安全対策なんて金がかかることやりませんよね。
もちろん、爆破事故と違って実際に死人やけが人が出ていないからなかなか被害請求が出しにくいし、裁判でも訴えが認められるかどうか解らないというのはあると思いますが、死人は出ていなくても確実に病人は出していると思いますけれどね(:-P。

でも、MSは果たして頑張っているのかという疑問は当然あります。頑張っているのなら、もっと結果が出てもいいはずなのですが、ゲイツ君のセキュリティ重視宣言が出て以降もさっぱりこの点が改善されたという印象はありません。いや、むしろよけいひどくなっているんじゃないかとお思いの方もあるかと思います。

で、とうとう最近になってゲイツ君は、なんと頑張ることを諦めたようです。
こちらの記事をご覧になっていただけるとお分かりと思うのですが、要するに
「Windowsのセキュリティを向上させる、というのは、パッチをいくら出しても無理っぽいです」
「よって、セキュリティはファイアーウォールの機能に任せてることにします」
というようなことのようなんですね。

これ、Windows自体はもはやセキュリティの向上は見込めないと言っているに等しいですから事実上の敗北宣言かと思うのですが、これ裁判でどうするんでしょうかね、少なくともMSの弁護士は「我々も頑張っているんだ」と主張しようとしているのですが、当のMSが頑張るのを止めてしまったわけですから、この主張通りだとまず敗訴してしまうことになります。

で、このMSはもう頑張らなくなったという件について、別の情報も頂きましたのでご紹介させて頂こうと思います。

さて、今回のネタ(?)は、とある地下鉄で見かけた広告です。
何の広告かというと、M$の広告なんですけどね(^^;
そこには「あなたのPCを守るために」なんて題目で掲げて在り
写真に収めたかったのですが、デジカメ持ってなかったので、
文面でのお伝えになります。

「あなたのPCを守るために」
あなたのPCを守るために三つのステップ。
1ファイアウォールソフトの使用
2WindowsUpdateの使用
3ウイルス対策ソフトの使用

あと、なにやら細かいことが書いてあったのですが、離れたと
ころに広告があったので、確認できた文面は以上です。
まずWindowsUpdateを一番に持ってこないのは、いい感じですが。
なんでソフトを使用しろなんて強制するんですかね?
自分自身最近WindowsUpdateにも行ってませんね、逆に怖いですし。
最初OS入れて、アップデートして以来していません。
逆に怖いですし。
あと1と2はノートンさんにお任せしてますが、これで今のと
ころ私のWin2kは動いてますね、ギリギリ。
まさに触らぬ神にたたりなしならぬ、触らぬOSにたたりなしです。
触らなくてもたたられてますけどね(^^;
	
確かに、頑張っているのなら普通はWindowsUpdateをすることを最重要項目にするはずなのですが、そうでなくファイアーウォールソフトを入れるように勧めるとは、どう考えてもWindows単体ではゲイツ君も白旗を揚げてしまったとしか考えられませんね。少なくともWindows2000やMe以下だとファイアーウォール機能なんて付いていませんから、サードベンダーのものを買うことになりますし、第一XPのファイアーウォール機能なんてのも、結局Blaster(D)の感染はは防げませんでしたしね、

ちなみに、Blaster.Dはファイアーウォール機能があってもポート135に直接つなぎに来るので防げないようで、実際に感染したという方からもご報告を頂きました。と言ってこのポートを完全にPC上でブロックしてしまうとWindowsの機能自体かなり制限を受けてしまいますしね。

10/14補足:MS Blast.D は改名されて、今はWORM_Nachi.AやW32.Welchia@mm と呼ぶようです。どうもご指摘ありがとうございまいた。

この件で、クサイ物は元から断てと言うわけでRPCサービス自体を無効化してしまった人がいらっしゃったようなのですが、これをした所OFFICEが軒並み使えなくなり、タスクバーも出なくなりで散々な目に遭ったそうなのです、しかもWindowsXPだと復活も出来なくなったそうで。

となると、ハナからWindows自体にはセキュリティなどを期待する方が間違いと言うことになりますね。いや、このページをご覧頂いている方はそんなことは百も承知でしょうが、しかし今回の訴訟ではどうなるんでしょ。少なくとも裁判官の心証はかなり悪化するのは間違い無いでしょうし。
ま、とは言え単純にこの訴えが認められるほど甘くはないのですが、でも一度勝訴になると、もう我も我もでMSに対して損害賠償を請求する会社が出てくる可能性もあります。セキュリティが向上するなんて言って嘘を付いてWindowsXPを販売したということで、その購入代金を訴訟してくるなんてことも出来そうですしね。

ちなみに、こちらのページでも言われておりますが、MSは外部のツールに頼るなんて小手先の対応をするのではなく、まずはパッチのリリースを信頼性の高いものにすることが金取って製品をリリースしている企業の責任のはずなんですけれどね。まぁ小学生だと解らないから無理でしょうけれど(^^;、

と言うわけで、今週の所はこの辺で終わりです。ま、スタンドアローンで使うとしたらWindowsもそんなに悪いOSでは無いと思うのですが、今だとパッチ当てるためにブロードバンドでネットワークで使うことがもう前提になってしまってますからね。そのパッチも当たるも八卦当たらぬも八卦ですからやってられません。

まぁでも、今のwindowsには復旧機能なんて便利なものがありますから、パッチを当てて動かなくなっても元に戻せば良いと思われている方もいらっしゃるかと思います。
で、最近その復旧をやって、本当に元に戻ってしまった方がいらっしゃいましたので、ご紹介させて頂こうと思います。

さて、今回は職場にて発生しました被害についてご報告したいとおもいます。

事のはじまりは、WindowsXPの動作不調でした。
まぁWindowsですから、理由もなしに不調になるなど珍しくもありませんが。

そのPCは、システムを管理している方の作業用PCでして、
新しいツール類の導入前検証なども行っていたので、
とりあえず怪しいソフトを入れる前の状態に「復旧」してみよう、という事に。
後から聞いた話なので、詳しい経緯はしりません。
しかし、システムを管理してる方の作業ですし、
手順的に間違いがあったとは思えません。
正しい知識を持った人が正しい手順で「復旧」機能を使った結果は……。

なんと、システムドライブの空き容量が100%になりました。
そうです。つまり、HDDを丸ごと再フォーマットしてくれたのです。
確かに、OSはHDDに保存されている訳で、
そのHDDはOSインストール前にフォーマットもします。
しかし、いくら「復旧」機能とはいえ、
誰がこの状態まで復旧してくれるなどと考えるでしょうか?

さすがゲイツ君の考える事は我々凡人とはレベルが違います。
このような斬新かつ画期的な機能が実装されているなど、
想像すらしていませんでした。
さすがに私も、復旧と言ってハードディスクの初期化までやってしまうとはみじんも想像しておりませんでした。まぁ確かにこうすればバグもウィルスも全滅しますけれど。
でも、ひょっとしたらゲイツ君、こうしてHD初期化してやったからLinuxでも何でも好きなものを入れてくれ、という暖かいご助言なのかも知れません。なるほど、これだと今度の裁判でも裁判官の心証も良くなると思うので、もっと大々的にこの復旧機能を宣伝した方がよろしいかと思いますね(:-P。

それでは、また次回まで。さようなら。


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