例のSCOのLinux関係の訴訟の件で、どういう訳か今まで肝心の盗用コードについて公開を拒んできたSCOですが、先日開催されたフォーラムでようやくスライドを使って盗用されたコードの紹介をしたようです。で、この時の写真がネット上に流れたのですが、案の定リーナス氏をはじめとしたLinuxコミュニティからは一蹴されたようで。なんかまたずいぶんと古いコードだったようですね(^^;。
SCOの主張も最近は完全に支離滅裂になっていて、なんでも「著作権法ではコピーは1つしか認められていないのに、GPLは複数のコピーを認めているのが問題だ」、などと言っているようです。しかしこれがそうならMSのライセンスプログラムだってBSDだってApacheだって何だって抵触するわけなのですが、なんでこんなわけのわからないことを言い出したんでしょうかね。なんが一気に信用を失って会社が傾かないかどうか逆に心配になってしまいました。
ちなみに、今回このCEOさんは、「ソフトウェアでビジネスをする権利を守るために闘っているのだ」と言おっしゃっているようですが、誰もそんなことを問題にしていないんですけれどね。どうも被害妄想旺盛なお方のようで。やはりあまり構わない方がいいかもしれません。さて、一週間ぶりのご無沙汰でしたが皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。なんか東京地方は最近またやけに暑くなって来たようですが、今頃暑くなっても夏期商品の販売にはほとんど影響もありませんし、この調子だと不景気もさらに続きそうですね。そんな中で塩川とかいうかなりお年を召された大臣が三年後に消費税を10%に上げるなどと言い出したようですが、いやはや落ち込んでいる個人消費をこれ以上冷えさせて一体どうするんでしょうかね。まぁご自分はその時この世にいないかもしれないから好き勝手なことを言っているのかも知れませんが、ちょっとは無駄金を払わされる側の身にもなって欲しい所です。
また、住民基本台帳ネットが何のメリットがあるのかよくわからないままとうとう昨日から本格的に稼働したようですね。いや、正確には国民の個人情報をまるごと国が一元管理できるという国のメリットはあるかもしれませんが、案の定初日から早速トラブっているようです。いやはや国民の税金をしこたま使って害にしかならないシステムを作って、で金が足りなくなって消費税を上げて庶民から金を巻き上げると、いやはや大臣ってのはなんともまぁお気楽な商売ですね。ところで、お気楽な商売と言えばバグを作っても人に謝りもしないで粗悪ソフトを作り続けているゲイツ君もそうですが、その被害を受ける側は全くお気楽では無いのは言うまでもありません。前回もお伝えしましたMS Blastワームの件ですが、先週もまたかなり感染力の強い亜種が出回ったようですね。
この亜種はMS Blast.Aを削除してその上MSのサイトからパッチをダウンロードしてインストールまでしてくれるというかなり良心的(?)なワームでMSのパッチより良くできているのではともっぱらの評判ですが、しかし感染力がすさまじくしかも感染したPCが一斉にパッチのダウンロードをかけようとするものだから企業内のネットワークが軒並みダウンしたなんて所もかなりあったようです。
で、MSは今頃になって対策用のCD2万枚配るなどと言っておりますが、そんなものバグが解った先月に配るべきでウィルスが広まってから配ったってしょうがないでしょうに、全く相変わらず天然ボケをかましてくれる会社です。
で、先週はさらにIEにも致命的なバグがあることが判明し、それ以外にもSobig.Fウィルスも猛威をふるったようで全く最悪のウィルス週間になってしまったようです。ま、IEのセキュリティホールについてはIEを使わなければいいわけですし(IEで外に直接繋ぐのは自殺行為)、メールについては相変わらず変なメーラーを使わない&添付ファイルを実行しないということをやっていれば防げるレベルのものなのですが、それでもかなり被害が出ているようで。やはりこのOSは元から断たないとダメといった所でしょうかね。
それにしても、ここまで来るとまさにWindows自体がウィルス認定されてもおかしくない事態になって来ておりますね。かなり昔からそんなジョークが言われてきておりましたが、最近ではMS製携帯電話なんてジョークも現実になって予想を裏切らない使い物にならなさを遺憾なく発揮しておりますが、Windowsがウィルス認定されるというのもジョークでも無くなってきたようです。
これについて今回下記のようなお便りを頂きましたのでご紹介させて頂こうと思います。
最近ちょっと気になったことがあったのでお伝えしておきます。なるほど、シマンティックはとうとうWindows製品をウィルスと認定してしまったようで(^^;。自動除去してついでに代わりにLinuxでも入れるくらいのことはしてもらえるとさらに喝采を浴びたかもしれませんが。
自分も今流行しているMSBlasterとかいうウィルスに感染してしまって、とりあえずSymantecの配布している除去ツールで削除して、これを機にノートンアンチウィルスを導入したのですが、その後なんとなくMBSA(Microsoft Baseline Security Analyzer)をインストールしようとしたのですが、インストール中に
「悪質なスクリプトを検出しました」とノートンが警告してくれました。
どうやらノートンは「スクリプト型ウィルスらしきもの」として検出したっぽいです。
ついにMS純正ソフトがアンチウィルスソフトに「ウィルス」として認知されてしまったようです(笑)
Windows自体がウィルスとして認知される日もそう遠くないかもしれません(--;ところで、そのウイルスの温床として定評のあるOutLookですが、なんか奇妙な現象が発生するという報告を頂きました。私はOutLookを使っていないので確認はしていないのですが、以下のようなことのようです。
この現象ですが、どう見てもメールの本文を見て何か処理を実行しているとしか思えないのですが、一体何をやっているんですかね。それにしてもURLを打ち込んだだけでフリーズして何もできなくなってしまうとは、相変わらず人類の英知を越えたテクノロジーが炸裂しております。いやいやながらマイクロソフトの OutlookExpress を何気なく使っているのですが、 (仕事でのメールはノーツなのですが...)、 url を貼り付けたメールを送ろうとして突然止まってしまいました。 (OS は Windows 2000、メールクライアントは OutlookExpress 6.0 です) そしてそのメールの内容を別のPCでも入力すると止まってしまいました。 そしてその内容なのですが、下記の内容を含めた文書を カギカッコも含めて一行に書くと、送信も保存もできなくなってしまうのです。 -----ここから----- 「http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.51.2 9.061&el=134.44.42.008&la=1&fi=1&sc=4」 -----ここまで----- ここで一行で記述できないのは、一行にした後は送信が出来ないためなのです。 そして下記のように別の内容の時には止まらないのです。 「http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=41.19.29.492&el=141.5.30.396&la=1&fi=1&sc=5」 このことをマイクロソフトに連絡しようとして、過去の OutlookExpress のバグ情報 を見たのですが、 あまりにもマヌケなバグがほったらかしにされているので、連絡するのがアホらしく なりました。 全くマイクロソフトはどんなプログラミングをしているのでしょうねところで、今回のウィルス騒ぎでは色んな事が話題上りましたが、どうもアンチウィルベンダーがブラスター特需だとかでずいぶんと潤っているとの報道があったようです。実際にあの騒ぎ以来、日本でもアンチウィルスソフトの売り上げが伸びていて、株価も急上昇しているのだとか。
しかし、どうも素人の方はウィルスだからワクチンと考えがちなのでしょうけれど、今回のワームなどはアンチウィルスソフトを入れてもOSがバグっている間は感染してしまいますし、なんでいきなり売れ出すのかがさっぱりわからないのですよね。ま、交通安全のお守りと同じでそういうのを入れているとウィルスに感染しないような気がする、といった暗示的な効果もあるのかもしれませんが、あいにくコンピュータは暗示やおまじないで動いてくれるものではありませんしね。
別にアンチウィルスソフトの存在自体を否定するつもりは毛頭ありませんし、よく陰でで噂されるような、アンチウィルスベンダーがウィルスを作っている、なんてことはまず無いと思いますが、しかしこういうことがある度にわーっとアンチウィルスソフトに群がるというのはいかにもおかしい話です。そもそも、新しいウィルスへの対応は実際にウィルスが広まらないとできないわけですからね。今回のBlast.Dも広まる勢いが強すぎてワクチンが対応するのがかなり遅れています。で、インターネットからパターンファイルをダウンロードしている間に感染したなんてこともあったようで、これでは何のためのワクチンだか解りませんよね。
(ちなみに、今回のワームについても、ある方は事前にアンチウィルスベンダーに情報を提供していたにもかかわらず、破壊活動を行わないなどの理由で黙殺されていたということもあったようです。)アンチウィルスソフトはファイル感染型のワームを駆除したりするのには有効だと思うのですが、今回のようにセキュリティホールを付いて攻撃をして来るワームには正直言ってあまり役に立っているとも思えません。ま、それだけWindowxsのバグが酷いということにもなるのですが、アンチウィルスソフトを買ってきてインストールして動かしても気休めにしかならないなら、空いているパーティションにLinuxでも入れてそっちで使う方がよっぽど建設的のように思えますね。それかフリーのアンチウィルスソフトでも十分でしょうしね。
ところで、企業がコンピュータを導入し、いわゆる情報化がなされたのはもう随分前のことですし、またインターネットなんてものが誕生したのも10年以上も前です。
もちろん、当時のコンピュータの性能などは今とは比べようもありませんし、今のようにインターネットに繋がっていることが当たり前の世の中でもありませんでしたが、どこかのたちの悪いベンダーに牛耳られて、ウィルスも広まり放題でネットワークも止まり放題、我々はウィルス感染四六時中に気を付けていなければならないなんてことは全く無かったわけで、そう考えると少なくとも当時は今よりずっと幸せだったのではと思います。いやはや一体どこで間違えてしまったんでしょうかね、やはりIBMがゲイツ君のMS-DOSを採用したあたりでしょうか。ま、もともと彼の物でも無かったわけですが。
当然、LinuxにしろMac OSXにしろ、多かれ少なかれこうしたウィルス関係の問題とは縁を切れない宿命にはあるわけですが、少なくともこうした大問題になった例などありませんし、アンチウィルスソフトが飛ぶように売れているなんてこともありません。もちろんそれは品質の違いなどと一言では片づけられませんが、少なくとも今のWindowsはもはやMS自身の手にも負えなくなっているほど巨大化しすぎてしまっていると言えるでしょうね。栄華を誇った恐竜が瞬く間に滅んだように、MSもその運命の一途を辿るのだ、と考えても、あながち外れているとも思えません。ま、今の世の中というのは、巨大すぎて身動きが取れなくなっている恐竜型OSから、軽くて手軽な哺乳類OSへの転換期なのかもしれませんね。ゲイツ君もいつまでもガオーと言って他人を食い散らかして生活できるわけないということです。
というわけで今日の所は終わりですが、いかがでしたでしょうか。
ところで話は全く変わって、これも結構情報をいただきましたのでご紹介させて頂こうと思うのですが、現在米国では選挙に電子投票が出来る仕組みがあるようなのですが、どうもこれ、外部から簡単に不正操作ができるようになっているようなのですね。で、これを作ったベンダーというのが、ずいぶんと共和党に関係が深いベンダーだったということで大騒ぎになっているようです。
まぁ前回の選挙でもブッシュ君はフロリダでずいぶんと悪さをしたようですが、今度は確実に票を稼ごうということのようで。いやはやまったくどこが自由と民主主義の国なんですかねこれ。
ちなみにこの電子投票システムは、Windowsを使っているとのことです。こういうシステムはそれこそBlast.Dにでも感染してもらって、投票結果を自動修復してもらわないと到底使いものになりませんねこりゃ(^^;。それでは、また来週まで。さようなら。
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