がんばれ!!ゲイツ君番外編70



先週もお伝えした例のMSKKの翻訳データベースの件ですが、キーワード検索をするとまたかなり傑作なものが出て来るようで、例えばこういう検索とかこういう検索とかをするといろんなページがヒットするようです。
実際にこれを会社でやって仕事にならなかった方もいらっしゃったようですが、ゲイツ君もあまり皆様の仕事の妨害をするのもほどほどにしておいてもらいたいものです。まぁでも、ゲイツ君に限っては、これ以上笑い死ぬ人を出さないためにも、上記サイトにあるように子作りを慎重にするのは良いことだとは思いますけれどね(^^;。

ところで、こんな感じですっかり全国的に笑い物になってしまったMSの翻訳記事、確かに全く意味不明の翻訳だらけでこんなものを公開しても何の訳に立つのかさっぱりわからないとお考えの方も多いでしょうけれど、しかし、先々週ご紹介したページなどでもあるように、唯一下記の文章だけは完璧に翻訳エンジンが働いているようです。

 この問題をすぐ解決するために、修正プログラムを入手するために、 Microsoft Product Support Services に問い合わせます。 Microsoft Product Support Services の電話番号とサポート料金についての情報の完全な一覧については、次のマイクロソフト Web サイトを参照してください。  http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=fh;[LN];CNTACTMS
なるほど、肝心の技術情報の内容については全くちんぷんかんぷんでも、サポート料金が必要だということだけは完全に翻訳が成功しております。これがゲイツ君が言っていた翻訳エンジンの能力の改善ってやつですかね。相変わらずユーザーから金をむしり取ることに関しては全く抜け目が無い会社です(:-P。

さて、最近少し涼しい天気が続いている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。それにしてもイラクの例の虐待事件については何か米国の本国で裁判らしきものが開かれているようですが(これも国連などではなく米国の国内での話ですから完全な茶番ですが)、しかしそれ以外でも民間人を殺しまくっていることについては全く謝罪も何もありませんね。ついこないだも結婚式を米軍が爆撃してその新郎新婦を含めて何十人も死者が出ていますが、米軍は「戦争ではありがちのことで、謝罪などする必要なない」のだそうで。いやはや、さすがに脳みそまで筋肉が入っている国は言うことが違います。それに戦争って終わったんじゃなかったんですかね。
ちなみに、こういうことに対してコイズミ君は相変わらず批判も何もしていませんが、そう言う態度で人道支援なんてことを口に出すこと自体ちゃんちゃらおかしいですね。
あと、例の年金の問題もなかなか凄いことになっていますね。閣僚の中でまさに年金を担当している森厚生労働省副大臣が未納だったこともわかりましたが、坂口大臣が森副大臣に対して、年金法案の衆議院の通過まで隠すように指示していたそうで。公明党の山下参院議員も党の指示で法案の衆議院通過まで黙っているように指示されたことが解っていますが、これ政治家がやっている分三菱ふそうの隠蔽よりたちが悪いですね。肝心の年金法案についても給付額も実は50%保証できないなど続々と齟齬が出てきていますが、まぁ自分らでマトモに払っていないわけですからもともとまともな法案が出てくるわけもありませんね。

まぁでも、こんな感じで何かやましいことがあると上の人間がもみ消そうと躍起になるというのはどこでも同じで、最近ではMSの幹部が裁判の証拠を隠滅するように部下に指示をしたことが話題になっているようですね。そう言えばバルマー君はついこないだも「うちは世界一オープンな会社だ!」などと言っていたはずなのですが、言ってるそばから隠蔽工作というわけで、いやはややはりこの会社が世間から信頼されるのはまだまだ時間が掛かりそうです。

ところでそのMSですが、今年に入って例のMSのMSによるMSのためのLinuxとWindowsの比較記事なんてものを展開していることはご存じのことと思いますが、最近頂戴した情報でITMedia premiumのメールマガジンでLinuxについての意味不明な記事が配信されたということがあったようです(^^;。メールマガジンなのでこの全文は引用はしませんが、下記のような記事とのことで

一方で、Windowsでは、システムの互換性の問題は極端に少ないという。運用面で も、マイクロソフトに任せられる作業も増えてくる。多少価格が高くても、全体で見 た場合はWindowsを選択した方がコストは低く抑えられるとの意見も多い。

 あるシステム担当者は、「例えば、ウイルスに感染しないためにはLinuxだが、感 染した後のことを考えるとWindows」と矛盾を含んだ実感を漏らす。

と書かれていたようですが、MSに運用を任せている例って少なくとも私は知らないのですが、、、(^^;。いや、実際にMSの社員が運用をやってくれるのでしたら本当に雇って全社のPCにパッチを当てるのを全部やらせたい位なのですけれど、やって下さいますですかね。

あと、「ウィルスに感染した後のことを考えるとWindows」というのもさっぱりよくわからないのですよね。ひょっとして、ウィルスに感染してしまっても、「いや〜まったくまたWindowsのウィルスに感染してしまいまして」「そうですか〜、ま、Windowsだから仕方ないですね」と思って貰えるというメリットがあるということですかね(^^;、うーむ。まともにこういうことを考えている運用担当者がいるとも思えないのですが、本当に取材して書いているのが心配になってきました。

ところで先週ちょっとTurboLinuxの新製品についてお伝えした時にStarSuiteが今かなり売れているという話をさせて頂きましたが、そのフリー版であるOpenOfficeの新しいバージョンが最近リリースされたようです。これは、PDF出力時にMSP明朝などのフォントの文字化けがする不具合等を独自に解消したバージョンのようで、また全般的に国内の品質保証チームでのQAも実施されかなり期待が持てるもののようです。サポートは無いとは言えこうしたボランティアの品質保証チームがあると全く違いますから、StarSuiteのライセンス形態に不満がある人などでも問題なく導入できそうですね。例の翻訳サイトなどを見てもMSはまともに検証もしていないというのはバレバレですからMS OFFICEなんてものよりよっぽど品質が良いかもしれません(:-P。

こんな具合にLinux環境もかなり整備されつつあるため個人でLinuxを導入するのは現在ではかなり敷居が低くなっていますが(Windowsのインストールより簡単だという調査結果も出ているようで、確かに最近はCDから立ち上げてそのままボタンを押すだけでインストールできてしまいますしね)、例えば企業に導入するといった際にネックとなるものの最大のものはおそらく印刷ではないかと思います。
オフィス環境の電子化なんて言われて紙のメディアは撤廃されるだろうと昔はよく言われたものですが、実際、一人一台のPCなどが配布されてメールを使うのが当たり前になったら、メールをみんな印刷するようになってしまって逆に昔より紙が増えてしまったというのは良く聞く話ですね。そんなものをいちいち印刷しなくてもいいと思うのですが、どうもついやってしまう人が多いようで。
で、なんでLinux(というかUNIX)環境で印刷機能が問題になるかというと、昔とは違って今はプリンターによって印刷用の記述言語が全くバラバラであるからなのですね。

ラインプリンタが全盛のころはよかったのですが、プリント出力にレイアウト面が重要視されるようになった時に問題が発生したわけです。当時アドビは記述言語としてポストスクリプトを公開して、UNIXも当初はそれで良かったのですが、いかんせんポストスクリプトエンジンを載せたプリンタはアドビにライセンスフィーを払うが必要があったりするため、プリンタメーカーはおのおの独自のページ記述言語を開発してドライバを独自に配布するなんてことになってしまい(当然Linux用のドライバなんて配布されない)、収拾がつかなくなってしまっていたのですね。
むろん、こんな状況がプリンタメーカーのためになるわけもありませんので、ご存じの方も多いと思うのですが、この問題を解決するために共通のオープンプリンディングシステムの開発というものが情報処理推進機構の平成15年のテーマとして開発されており、この初めての成果としてTurboLinux10F...にその機構が搭載されるようです。これがあると、実際にユーザー側はプリンタのドライバの違いなどを全く意識することが無く印刷ができるようになるし、プリンタの給紙状況なども統一インターフェイスで取得できるため、ドライバが標準添付されないOS(超漢字など)で現在起きている問題はかなり解決されそうですね。むろん、それに合わせた実装をする必要はありますがそれだけのことです。
アプリは業務系のアプリをのぞけばほぼ解決はできているため、プリンタの問題さえ解決できたらLinuxの導入の敷居はかなり下がりそうですね。

それにしても、このITMediaの記事も、プレスリリースなどではなくTurboLinux社の社長のBlogを元ネタに書いているといるんですね。そう言えばサイト運営者が個人的に出しているメルマガを元に記事を書いたということもあるようですが、こんなんでいいんですかね(^^;。

さて、今日の所はそんな所で終わりです。それにしても、紙のメディアって一昔前はオンラインメディアに取って代わられると言われていたものですが、新聞や雑誌なども全くそういう気配は無いですね。デジタルBookなんでのも最近はとんと聞きませんし。まぁ本みたいに将来的にも保存するものでしたらデジタルデータの方が有利ですが、新聞や雑誌みたいに見たら捨てるようなものは紙の方が手軽ですからね。あと別にデジタル化されたからと言ってマスコミの政府御用達記事が無くなるわけでもありませんし(^^;。

ところで、最近そのITMediaで、こうした記事が出たようです。題してMS研究部門が描く未来像。 成毛ちゃんがこないだの漫画の中でも絶賛していた極めて優秀な集団である天下のMSの研究部門が将来像を語っているとのことで何を言うのかと思って期待してみてみると、要するに
「ハードディスクは1テラバイトあたり1000ドルになる、だからデータを削除する必要など無くなるのでいろんなことをため込むことが今後主流になる」
ということだそうです。

ハードディスクが安くなるのは別にあんたの手柄でもなんでも無いだろうと突っ込みたくなるのですが、でもデータを削除する必要が無くなるというのは・・うーむ。何か間違って書いてしまったものを削除したり、見られたら困るものを削除する、などということはこの人たちははやらないのでしょうか。いくらハードディスクが余裕があっても普通はやることだと思うのですが。
まぁ、この調子でウィルスとかバグとかも削除しないでそのままためておいているので、いつまでたってもバグが無くならない、というのが正解なのでしょうかね(:-P。

それでは、また来週まで。さようなら。

5/26補足:上記記事の1TBあたり1000ドルの件ですが、これはもうその値段は切っているようですね。200G×5個だと500ドルも切るようで。まぁMSの社内は超高級なハードディスクで何重にもミラーしているのでもっとコストが掛かっているのかもしれませんが(:-P。どうも情報ありがとうございました。

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