がんばれ!!ゲイツ君番外編59



つい先日、OpenOfficeのVer1.1がリリースされたようですね。
まだ私は試していないのですが、ドキュメントをAcrobat無しでPDFで出力出来る機能が付いたのはかなりいいですね。もちろんOpenOffice自体MSOFFICE互換ということにはなっていますが、データ交換というレベルだとPDFの再現性にはかないませんし、これでかなり利用者が増えるのではないかと思います。まぁこれで個人でバカ高いMS OFFICEなんて持つ理由は全く無くなりましたね。
ところで、この手の機能をMSを始めとして他のOFFICEソフトが付けていないのはさっぱりよくわからないのですけれど、何で付けないんでしょうかね。OFFICEなんて今度のバージョンアップでは変な暗号をサポートして今までのOFFICEでは読めなくするなど完全にどっか逝ってしまったような機能を付けておりますが、そんな余計なものを一生懸命開発してPDFを書き出す機能くらいなんで付けられないのか全く不思議です。ま、ゲイツ君にしてみたらPDFが広がるとOFFICEが売れなくなって困る、OFFICE文書が宇宙の標準だー!なんて言うのかもしれませんが、バージョン違いでレイアウトの再現性が無くなるようなソフトを出している会社の言うことじゃあ無いですね。

そう言えば、ちょっと前になりますがLindowsなんてのも出たようですね。タイミングとしてはBlaster騒動のさなかに発売ということでかなり良い機会のようにも思えますし、年間9800円でソフトを入れ放題というのもいいと思うのですが(とは言え、フリーウェアがかなり多いようですが(^^;)、しかし一つだけ言わせていただければ、なんでデスクトップにマイコンピュータとかマイドキュメントとかがあるんですかね。これ、最近のTurboLinuxもそうなっているようなのですが、こういうのが嫌でLinuxを使う人も多いはずなんですけれど何考えているんでしょ。
まぁその他にもいろいろ言いたいことはありますが、折角期待されて出た商品ですので頑張って欲しい所ですね。

さて、一週間のご無沙汰でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。週末は秋晴れの絶好の日和でしたが、皆様も行楽を楽しまれた方も多かったのではと思います。私もできればたまには遊びたいのですけれどね。
まぁでも、こう秋晴れの行楽日和なんてのんきな事を言っているのも今のうちかもしれません。突然コイズミ君からお前らイラクに行けなんて言われるかもしれませんしね。そう言えば最近では長野でインターネットから住基ネットに侵入することができたなんてとんでも無い報道もありましたし(公式発表はまだのようですが)、全く物騒な世の中になってしまったものです。ま、案の定と言えば案の定なわけですが。
ちなみに、イラクも危険ですがWindowsも危険なことは言うまでもありませんで、最近もまたIEで致命的なセキュリティホールが発覚したようです。まぁIEを使っていなければあまり関係無い話ではあるのですが、それにしてもなんでこうモグラたたきみたいに毎週毎週決まったようにバグが出てくるんでしょうかね。そのうち週刊Windowsセキュリティホールなんて雑誌がCDROM付きで発売されてもおかしくないと思いますが、しかし真面目な話ゲイツ君もバグを足がかりに雑誌業界への進出を虎視眈々と狙っているのかもしませんから注意が必要です。

ところで、先週は急遽TRONの話が出てテーマを変更した関係で皆様からいただいたお便りをあまり紹介できなかったので、今週は番外編としていくつかのお便りをご紹介などさせていただこうと思います。やはり例のBlaster騒ぎにはほとほと疲れている方も多いようで、特に企業のシステム管理者ともなると大変のようですね。

さて、私は毎朝MSのセキュリティーホール情報をネットを巡回して確認しているのですが、 今日こんなニュースが共同通信から出ていました。

「欠陥修正CDを無償配布、MS、ナローバンド対象に」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030916-00000168-kyodo-bus_all

やっとMSも一般の公衆回線ユーザ向けに考え出したかと思って、記事を読んでみると やっぱりMSらしい対応でした。

・期間は9/20〜10/31まで
(継続ぢゃないの? なんで期間限定よ?)

・CDによる修正後はWindows Updateが強制的に動くように自動で設定
(だ〜か〜ら、一般公衆じゃ時間かかるから嫌なんだってば!)

・WinXp以外のCDはない。現在のところ予定もない。
(98SEは保守打ち切ったから仕方ないけど、あの超駄作Meはどうするんじゃ!)

このCD、先月あったPC EXPOで配布されたそうなのですが、しかし対象としてWindowsXPだけですとはユーザを嘗めているとしか思えませんね。そもそもWindows2000なんてXPユーザよりまだ多いはずですが、やはりゲイツ君も最近なかなかユーザが新しいバージョンにアップグレードしてくれなくなったものだから強硬手段に出たといった所でしょうが、こういうことするからわざとウィルス流してユーザにアップグレードを強制させているんだなんて言われるんですよね(^^;。

ところで、パッチも含め、MSのOSも別にMrマリックあたりが念力で作っているわけでもありませんから、ある一定の決まった動きをするはずです。今日は仏滅だからパッチを当てるとPCごと逝ってしまうとか、友引の日にウィルスに感染すると周りのPCにみんな伝染るとかそんなことは無いはずですが、どうもMSのOSに限ってはどうもおよそコンピュータプログラム的でない動作をすることが多いようです。
こうしたPC用のOSで初めてファジー機能を搭載したMSのOSでありますが、この点についても情報を頂きましたのでご紹介させていただこうと思います。

私はとある高校でネットワーク管理をしています。

MSBlaster 騒ぎの時には教育委員会やら文部科学省やら、MSBlaster の被害状況の調 査のためのファックスが連日のようにきていました。もっとも夏休み中で授業がなか ったり、担当者が感染に気付いていなかったり(多くの中小企業と同じで専任のネッ トワーク管理者はいないし、担当も年度によりかわってしまう)というケースもある のだろうなと予想していました。案の定某工業高校ではネットワーク接続していた全 台に Blaster の感染がみつかり、ここ10日間は復旧作業に追われているそうです。 まだ復旧は完了していないようです。合掌。

さて私の学校では MS03-026 などはすみやかにパッチをあてていたので Blaster 祭 りには欠席しました。台数も数十台規模なので、学校のサーバからパッチあてるなん てしゃれたことはしていません。ええ、1台1台手作業であてるんですよ。おかげで Windows Update の名手(奴隷ともいう)になってしまいました。
9月になって MS03-039 など大型の欠陥がまた見つかり、文化祭の準備でクソ忙しい 最中、Windows Update、Office Update を行っていました。コンピュータ教室にある 43台の XP マシンにパッチをあてていて不思議なことに気が付きました。Windows Update で MS03-034 と MS03-039 のふたつが「重要な更新」にあがっているにもか かわらず、4台の PC にはインストールされるパッチがひとつしか表示されません。 3台は Windows Update を最初からやりなおすことで、1台については再々度やりなお すことで「重要な更新」が正しく表示されるようになりました。
さて中学校や高校の授業用 PC ではどの PC も同じ環境になるよう、極端に気を使い ます。私の学校でもあるユーティリティによって、再起動時に起動ドライブは初期状 態にもどるよう設計してあります。ゲームを入れようがファイルを消そうが、大丈夫 です。
というわけで IP アドレス以外はほとんど同じ条件なのにもかかわらず、10台に1台 は正しく Windows Update が行われないようなのです。いったい Windows Update は スロットマシンのような構造になっているのでしょうか? きっと XBOX のクソゲー のコードでも紛れ込んでしまったのでしょうねぇ。

(実は8月末にあてたはずのパッチにも、同じような確率で、一部適用されていない ものがあることも判明しました)

というわけで Windows Update を行ったからと安心してはいけないようです。かなら ず、「重要な更新」がなくなったかを確認しないといけません。ひょっとすると「お めでとうございます。あなたは第42回 Windows Update 祭りに当選しました」などと いうキャンペーンが始まるかもしれませんし。

あ、パッチあてした43台の PC のうち1台は起動しなくなりました。前述のユーティ リティのおかげで復旧はできましたけど...。

というわけで、どうもWindowsUpdateをするだけだとパッチが必ずしも当たっていることにはならないようですので、企業のシステム管理者の方は肝に銘じて頂くことをお勧めいたします。とは言え、WindowsUpdateができない環境だとどうしようも無いですが、もう運を天に任せると言った所でしょうか。まさにロシアンルーレットでもやっているような世界ですが普通のルーレットと違うのはどう転んでもゲイツ君は損をしないように出来ている所ですかね。
ちなみに、例のBlaster騒ぎの時ですが、MSKKは最初このバグの影響を受けるのはWindows2000/XPのみだと発表していたようで、これについてもお便りを頂戴しましたのでご紹介させて頂こうと思います。
話がちょっと違うのですが、Blasterが突いたセキュリティホールについて MSの英語情報は2000/Xp/NT4.0を対象にしていたらしいですが、MSKK は最初の段階で2000/Xpしか影響を受けないと発表していたようですね。
(日経Network 2003.10月号 P212より)

私はMSKKの発表をそこまで読まずに、原因がRPCのバグと載っていた 時点で何も考えずにNTのパッチを適用しにいったので問題なかったのですが、 日本の企業で感染したうちの何割かはMSKKの発表に騙されてしまったもの と思われます。

一体もって何を信用していいのか考えてしまいましたね。学生の試験のひっかけ 問題と違うんだから、保守責任者の知恵を働かせなければならないような発表を されても困ります。 MSKKには企業としての責任も感じてなければ、自社製品に関する正確な知識も 持っていないと断言せざるを得ません。

いや、全くその通りです。ひょっとしてゲイツ君はこういうクイズ問題が個人的にお好きなのかも しれませんが、これをWindowsのパッチでやられるのは勘弁してもらいたいものです。そのうち、ワードでファイルを保存しようとしたらいきなりゲイツ君のダイアログが出て、「さて、私の誕生日は何日でしょうか。次の中から選択しなさい」なんて質問が出て、間違えるとファイルを保存しないでワードが落ちるなんて機能を付けることにならないとも限りませんしね。

というわけで今日のところはこの辺終わりですが、また何か情報がありましたらお寄せいただくと幸いです。

ところで、先週東大で大々的にiMacを導入というニュースをご紹介させていただきましたが、どうも他の大学でもこの動きは進んでいるようで、東京女子大でも最近iMacに全面的に切り替えたとの情報を頂きました。また他の大学でもWindowsPCのリプレースとしてiMacに切り替える例がかなり大規模に進んでいるようです。まぁ大学としたら何千台のPCも週刊Windowsセキュリティホールの対応なんてやってられるわけありませんから当然のことでしょう。MacOSXならさらに学生のUNIXの学習にもなるし一石二鳥ですしね。一般企業がこんな感じで大規模にリプレースするにはちょっとまだ時間がかかるでしょうけれど。しかしその分情報システム部門の方々がただ働きさせられるというわけで全くご愁傷様です。
こうなると、やはり私が先日言ったようなセキュリティホール罰金法案なんてものを作ってもらってユーザに還元してくれないとやってられないでしょうね。それか、こっそりPCを全部Lindowsに入れ換えてしまうという手もありますね。確かにマイコンピュータとかがあるからぱっと見入れ替わっていることに気が付かないかもしれませんし。
そういう意味であれを付けているとしたらLindowsの社長さんもも先見の明がありますけれどもね(^^;。

それでは、また来週まで。さようなら。


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