がんばれ!!ゲイツ君番外編56



 成毛ちゃんの後任としてまさにシンデレラボーイのごとく(笑)華々しく業界にデビューを飾ったMSの現社長阿多氏が、近々MSをおやめになることになったようです。理由は公式には発表されていませんが、これはどう見ても売り上げ不振の責任を取らされてクビになったとしか思えないんですよね。
確かに、XBOXの大失敗にサーバー周りの売り上げの不振ですから、米国本社の逆鱗に触れるには十分でしょう。いやはや社長さんというのも大変です。阿多氏も今後何をするかは未定のようですが、インサイダー取引まがいのことをやって同じく追い出された成毛ちゃんと同様、ご自分で会社を作って新聞やWebサイトにコラムを書くなんてことで余生をお過ごしになるというのもいいかも知れません。ただ惜しむらくは成毛ちゃんのような個性や皆に愛されるべきキャラクター性がちょっと見られないと言うところでしょうか。ここはやはりバルマー君みたいにカンファレンスでモンキーダンスでも踊っておくべきでしたかね(^^;
ところで、新社長はMSアジアリミテッド社長のマイケル・ローディング氏が就任するようですが、しかし米国人が来ようがカルロスゴーンが来ようが、今のMSは製品の質を上げないことにはこの状況を打破することなどできないと思うんですけれどね。ただでさえ不況でPC関係の購買も冷え込んでいるというのに、XPがあれだけポカを出しまくっているんじゃ誰も買おうなんて思わないでしょう。
で、最近それがあったからか、MSはIEを使ってユーザのOSのアップグレードをもくろもうとしているようです。IEの単独提供を止め、OSのバンドルでないと提供しないようにすることで、無理矢理にでもOSのバージョンアップをさせるようにするのだとか。解りやすく言えばブラウザにOSをバンドルさせて売ろうというようなものですね(^^;。
例えばこれで、IEのメジャーバージョンアップの時に意図的に仕様を変更して現在のバージョンのIEと互換性を無くし、それで無理矢理OSをバージョンアップさせるということも出来るようになるわけですが、しかし今回の決定はどう考えてもみすみすシェアを落とすようなものだと思うのですけれどね。私がMSの営業統括役員だったとしてもこんな馬鹿げたことは絶対やりませんが(そんなことするよりは、今のバージョンでIEをWindows版Mac版を含めて3年ほど仕様を固定して品質を上げることに専念した方がよっぽどユーザも喜ぶしシェアも上がるでしょう)、どうも宇宙人の考えることはよくわかりません。

さて、またまた一週間のご無沙汰でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。世間では有事立法がとうとう参議院でも可決したりしておりますが、これで周辺事態の脅威などというあやふやな根拠の戦争に国民が無理矢理協力しなければならなくなったわけですね。ま、勝手に他国に難癖付けて何千人も殺したのがさきのイラク戦争なわけですが。
そういえば今回の戦争の最大の根拠とされていた大量殺戮兵器の存在について戦争前にブレアとブッシュが捏造していたという話題もありますが(ブッシュはともかくブレアはもうダメでしょうね)、こんな感じで戦争なんて適当な理由で始まるものですから、そんな米国主導の戦争に我々が無理矢理参加させられるなんてたまったもんじゃありません。いやはや、これだとまだ冷戦時代の方が日本は平和だったかもしれませんね。
さて、今週の話題と行きましょう。

先々週タイでBMWの車載OSが故障して、車に閉じこめられて死にそうになった大臣の方のお話をさせていただいたのですが、実際のBMWユーザの方からこの件に関してコメントを頂戴いたしましたのでご紹介させていただこうと思います。

BMW2000年モデル車を乗っている者です。BMW車は2000 年モデルから電子化が全シリーズで積極的に導入され、最下位 車種の318iですら、鍵を入れて電源を入れないとドアミラーと トランクのみ操作可能な状況で、高級機種の7シリーズでは、 カーナビゲーションが標準搭載され、カーナビゲーションで、 様々な車載機器をコントロールします。当然、エンジン点火も カーナビ近くのコントロールパネルで実行します。
 しばしばBMW車で発生する故障で、余り運転しないと電気 系統がダウンするというものがあります。ある面では日本車 より電子化が進んでいる車ですので、運転をして通電しておく 必要がBMW車にはあるのです。
 問題の2000年モデル7シリーズには、ご存じの通りMS社 OSのカーナビがついております。BMVにとっては電気系統の 中枢にMS社OSが搭載された状態です。そこで元々電気系統 でのランニングが必要な状況下で極めてフリーズしやすい ミドルウェアが搭載されたのです。結果、タイ財務大臣の ような状況が発生しました。販売店で見るかぎり、近い現象 で苦しんでいるオーナーも若干おります。
 日本の場合、なぜこれほど問題にならなかったのかと申し ますと、2001年に成田から九十九里の範囲で雹がふる天災 がありました。それで、九十九里に税関通過後の車庫を設置 している外国車が軒並み被害を被り、半年以上車の修理に 追われる時期がありました。そのため、修理完成車に対して カーナビのOSを変更する時間的余裕が日本向け輸入車には あったのです。
私もまさかと思っていたのですが、本当にBMWはカーナビOSで車載電子機器をコントロールしているようですね。ということはやはりあの大臣の方はWindowsCEのおかげで本当に死にそうになったというわけです。
確かにこの手の話というのは他の車では全く聞きませんし、そう考えると品質の悪さもさることながらいかにこの会社の製品が人の安全性など何も考えていないかが分かります。なんかもうこの調子でどんどんMSのOSが普及すると人類滅亡なんてことになりかねませんね。
ゲイツ君も一度タイで車の中に閉じこめられてみたら今度から安全性について真面目に考えることになるかもしれませんね。それともその車の中でそのまま殉職なんてことになったら、自分の作ったOSで昇天されるということでまさに本望なのかもしれませんけれど(^^;。

6/11補足:上記件ですが、別のBMWユーザの方からも情報を頂きました。BMWはエアコンなどの電子機器をコントロールするオンボードコンピュータと、エンジンやトランスミッションなどを制御するDMEユニットとは違うので、エンジン点火まではWindowsCEは関与していないはずとのこと。確かにせいぜいエアコンやドアロックまででしょうね。(さすがにエンジンまで制御になるとシャレにならないですし)
また、WindowsCEのiDriveが搭載されているモデルは2002年にフルモデルチェンジされた7シリーズのみで、それ以外は搭載されていないはずなので、2001年の雹の件とは関係無いのではとことです。
ちなみに、BMWは今後はWindows CEの代わりにiDriveにはLinuxを搭載していくと発表しておりますし、それも考慮するとBMWはさほど非難されるものでもなくむしろ喝采を浴びられるべきでしょうね。というわけで、皆様今度車をご購入されるときはBMWもぜひご検討下さい(^^;。
ま、とりあえずパソコンの世界では、安全のためにパッチはこまめに当てる、なんてことで対策しないとまずいでしょうね。最近またウィルス騒ぎもあったことですし。とはいえ、このウィルスなどもOutLookを使っていなければ別に問題無いわけで、どちらかと言えばパッチが当たったのがバグが当たったのかわからないようなアップデータを実行するよりはOutLookを捨てた方が良いのは言うまでもありません。

で、どうも最近このWindowsUpdateで奇妙な現象に遭われたと言う方がいらっしゃいましたので、こちらにご紹介させていただこうと思います。
それにしても、WindowsUpdateがIEのデフォルトページを勝手にMSNに変更していたとは知りませんでした。これ百歩譲ってMSのダウンロードサイトなどに接続しに行くというのならまだ解らなくも無いですが、MSNってのは何なんでしょうかね。WindowsUpdateの最中にユーザのデフォルトホームページ設定をわざわざ変える理由。バックアップを取るにしてもこんなへんな事はやらないでしょうし。うーむ。ここらへんの謎の解決にはシャーロックホームズ氏にでもご登場願わないとちょっとわかりそうにありません。
でも、MSNの検索エンジンやポータルサイトなんて使っている人は見たことがありませんし(最近ではGooもInfoseekもあまり見ませんが(^^;)、ゲイツ君としては何かのタイミングでMSNに目を引きつけようとしてあらゆる隙を虎視眈々と狙っていたのかもしれませんね。姑息な手段を使ってユーザをつなぎ止めようとする熱い思いは解らなくも無いですが、結局コンテンツがダメダメだと誰も見に行かないのは同じことですからゲイツ君もそこらへんのことをちゃんと解って欲しい所であります。

それでは、また来週まで。さようなら。


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