2005/06/30(木)
エアコンが故障した。だいたい暑いときに限って故障するんだよな、などと文句をいいつつ、取説を引っ張り出してサービスセンターに妻が電話した。妻によると、電話口の対応(女性)は大変感じがよく、翌日には早くもサービスマンがやってきた。しかも、室外機の基板の不具合で、これは保証内容に含まれているので、出張費も修理費も要りません、という。7年ぐらい前の機種だよ、ほんとにいいの? 「そのかわり、というわけじゃありませんけど」とサービスマンが置いていったのが、エアコンと洗濯機の依頼清掃サービスのちらしだった。なるほど、家電のサービス部門もそういうところに手を出しているわけだ。ちなみにメーカーはシャープ。家電に関しては特によいイメージは持っていなかったのだが、今回の件でだいぶ印象が変わった。
2005/06/29(水)
「しってしまったぼく」の中間部はドリア調じゃなくてエオリア調だった。冒頭部分と中間部はこんな感じ。きちんと採譜しないで記憶に頼って書き起こしたので間違ってるかもしれません。音程がとりにくいのは、増四度の音程(カッコ部分)があるのと、中間部の転調(矢印の音)で訳わかんなくなるんじゃないか、と想像。


ところで、上の楽譜は Lilypond で書いたが、驚いたことにバージョン 2.6 で Mac OS X (10.3) 専用バイナリが用意された。ややこしい依存関係を全部パッケージに閉じ込めた上に、GUI フロントエンドまでついている。まだまだ「お気楽に使える」ものではないが、パッチを当てまくって Fink でインストールしていた以前のバージョンに比べれば大進歩である。Lilypond 開発チームに拍手。1年前に書いたLilypond のページに追記しないといけないな。
2005/06/28(火)
絵本作家の長新太さん死去。ちょうどヒメが「わたし」(谷川俊太郎文、長新太絵)にはまっていて毎日寝る前に読んでやっている。「めのまどあけろ」(同)も好きだな。ご冥福をお祈りします。
ヒメがはまっているものと言えば、最近買った「おかあさんといっしょ」のベスト盤DVDもある。歌が10曲ぐらい入っている。あまりビデオに子守りをまかせるのは良くないとも言われているが、まあいいじゃない。「おかあさんといっしょ」の歌は基本的には子供向けの無難なものが多いのだが、たまに妙に力の入ったやつが混じっちゃってるのが面白い。この中でけっこうとんがっているのは「しってしまったぼく」(あきやまただし詞、松本雅隆曲)。作曲者は古楽器のアンサンブルをやっている方らしい。確かによく聞いてみると、伴奏にそれらしい楽器がいろいろ入っている。調も変わっていて、三部形式の両端部分がミクソリディア調、中間がドリア調風になっている。妻が「この歌すごく音程がとりにくい」と言うのだが、確かにバッハ以降の機能和声に耳が慣れていると違和感があるかもしれない。(でも矢野顕子の歌とか和声的にはもっと難しいのがあると思うけど>妻)
下の子(まだ仮名を思いつかない)はどうかというと、最近だいぶ表情が出てきてよく笑うようになった。もう少ししたら人見知りが始まると思うので、顔を見に来るなら今のうち、かもしれない。
2005/06/27(月)
今書いている計算化学プログラムの話をしている時「全部で何行ぐらい?」と突然聞かれて、「数えてないけど、まあざっと2000行ぐらいかな」と適当に答えておいた。あとでwcで数えてみたら4600行ぐらいだった。およそ半分がコメントと空行だからだいたい合っている。量子化学計算のプログラムなどはたぶん数十万行あるだろうから、おもちゃみたいなものだ。ここからなんとか仕事に使えるレベルまで成長させるつもり。
2005/06/18(土)
実験データの数値/文字列を処理するのに Perl をずっと愛用していたのだが、一大決心をして Python を勉強中。いやあ、新しい言語を覚えるのは大変だ。1行書くごとにレファレンスと首っ引きで情報を探しまわらないといけない。もっとも、Perl を覚えられたのなら何だって覚えられるだろう、という話もあるかも知れん。インデントでブロックの区切りが決まるという文法はちょっとめまいがするね。FORTRAN の香りがしないでもない。mi の Pythonモードを使わせていただいております(mi作者の上村さん、Pythonモード作者の吉村さんに感謝)。しかし、試しに書いてみたプログラムは見るからにすっきりしていて、手になじんでしまえば快適に使えそうな予感もある。
2005/06/16(木)
おさんぽさんぽさん 6/16 分:「お役所はつくづくアホなことを考えるモノだと」。総務省が「小中高校生のだれもがブログを書くような環境づくりをめざす方針を決めた」ってもう、呆れて開いた口がふさがりません。提言した研究会はKO大学の先生が座長をやってるようだけど、情報関係の大学の先生ってどうしてこう軽薄なことばかり考えつくのかね。自分が以前在籍していた大学でも、開学○周年の記念行事に情報工学系の先生方がビル・ゲイツを招聘する提案をして大ヒンシュクを買っていた。もっとも、化学系の教官の提案だってノーベル賞受賞者を並べてるだけだから軽薄さ加減は似たりよったりだったが。
Fuminさんのコメントが的を射ているのでそれ以上つけ加える必要もないのだが、高校生までの人が個人としてインターネットで情報発信するのは避けた方がいいと思う。それに伴う潜在的な危険を予測して回避することがまだ難しいからだ(もちろん個人差はあるだろうけど、平均的に)。だいたい、小中高で教えないといけないことなんて他にも山のようにあるのだから、ブログ書きなんて些末なことに時間やカネを使うことなどない。
2005/06/14(火)
スーパーのレジ袋が有料化されるとか。現在は、レジ袋を要らないというとスタンプを押したりシールをくれたりして、それを10点とか20点とか集めると○円割引、というのが一般的だが、どうして「レジ袋が要らない人にはその場で○円割引」というサービスをやってくれないのか、と以前から思っていた。岡崎市の商店では「エコシール」なるものをくれるのだが、もらうたびに「こんなゴミを平気で配って何が『エコ』だ」と5秒ばかり腹が立つ。レジ袋の有料化は実質的には「レジ袋が要らない人には割引」だから、これでシールだのスタンプカードだのが滅んでくれるのであれば望むところです。
「スタンプを○点集めると○円割引」が面白くないのは、ラジオ体操の出席カードを思い出すからかもしれない…ちなみにうちの近所ではラジオ体操は夏休み中3日間しかやってないようです。
2005/06/11(土)
Ars Technica にアップルのインテル採用についての面白い記事があったのでメモ。
- "Picking up the pieces: John Siracusa mourns the Power PC"
- "Hell freezes over; it must've been the liquid cooling: Hannibal on the Apple-to-Intel transition"
最初の記事は、「Mac 愛好家、Intel 嫌い」を自称する Siracusa 氏による PowerPC Mac への挽歌。680x0〜PowerPC 系列 MPU の「数多くのレジスタ、直交性の高い命令セット」に別れを告げて「率直に言って醜い」x86 系列の MPU に移行するのは、「情緒的に」抵抗が大きい、という気持ちには共感するところもある。ただ、自分の場合、こういう議論に参加できる技術的バックグラウンドを持っていると言えたのは 68000 の時代までで、68020 以降は怪しい。68000 はレジスタ構成と命令セットを全部知っていたけど、68020 の拡張命令はもうわからないし、PowerPC に至ってはアセンブリコードを読むことすらできない。だから、「共感する」といっても純粋に情緒的な反応でしかない。もちろん、著者も繰り返し「情緒的な主張」であることを強調しているから、別にそういう反応をしても構わないのだと思うけど。
今は自分でアセンブリコードを書くことなどないから、チップの命令セットの使いこなしは完全にコンパイラ任せになってしまっている。gcc for x86 は gcc for PowerPC よりもこなれているから、その点では期待できるかもと思っている。68000 の時代の gcc はすごかったけど、PowerPC の gcc はそれほどでもない気がしている。IBM の C コンパイラ (xlc) と2倍近い性能差があるし。
二番目の記事は、Intel のロードマップと Apple の現在の製品構成を考えて、どのチップがどの時点でどの機種に採用されるかを大胆に予測したもの。64ビット対応がどうなるのかはちょっと気になるところではある。Universal Binary Programming Guidelines では、「この本では "x86" とは "IA-32" の同義語とする」と書いてあって、IA-64 については何も書かれていない。もっとも、OSやアプリケーションが64ビット対応になったとしても、それにふさわしい性能が発揮できる分野はごく限定されるし、ハードウェアがその性能を引き出せる設計になっていないといけない。Apple がそういう限定された分野に力を注ぐつもりなのかどうかはよくわからない。
64ビットプラットフォームだと int が64ビットになるんだよね? えらくオーバーヘッドが大きいような気がする…おっと、これは 68000 の時代に 8086 の人が「int が32ビットなんてメモリの無駄じゃないか」と言っていたのと同じだな。
2005/06/07(火)
日曜の夜に「b@g.jp online」で注文したボストンキャリーが早くも到着。ボストンキャリーという種類のかばんは、先日乗った飛行機の機内カタログで見て初めて知った。それは ANA のブランドでかなりごつく値段も高くて、今ひとつ食指が伸びなかったのだが、他にもっといいのがあるに違いない、とインターネットで検索して、見つけたのが上記のサイトの商品。小ぶりの軽いボストンバッグにこっそりキャリーが仕込んであり、大げさでないところがよい。値段も ANA ブランドの 1/8 ほどでお手頃。
噂には聞いてましたが、アップルが2006年よりインテル製MPUを採用。やっと OS X への移行が落ち着いたと思ったら今度はこれかよ。OS X ネイティブで G3 でも動くソフトはとりあえずエミュレーションで動かすつもりらしいから、ユーザーにすぐには影響は出ないだろうけど、対応を渋るベンダーが必ず出てくるから厄介だな。個人的には、未だに Classic 環境が欠かせないのをなんとかしたいところ。(エミュレーションで Windows ソフトが動いてくれればそれでいいのだが。)
2005/06/04(土)
夕食がゴーヤチャンプルーだった。ヒメの皿の上にもゴーヤが一切れ乗っていたので、妻に「これ食べさせるつもり?」と聞くと、「もしかしたら一切れぐらい食べるかなと思って」と。ところが、僕がヒメに「ゴーヤ食べてみる?」と聞いて「うんたべる」と答えが返ってくると、「あたしがあげたらあたしが悪者になるじゃない」と突然逃げの姿勢に。しかたがないので僕がヒメの口に押し込み、まあ予想通りすぐに吐き出して終了。そのまま食べたら研究室の沖縄人に「うちの子は2歳でゴーヤデビューしたぞ」と自慢しようと思っていたのだが、ちと残念。(まあ、今日のゴーヤはちょっと苦めだったんです。僕はゴーヤは多少苦くても平気なのだが)
2005/06/03(金)
「Mac OS X 開発覚え書き」ページに「Mac OS X で Perl/Tcl/Tk」を公開しました。