2003/03/30(日)
いやぁ、予想通り全然更新する暇がないよ。僕の当面の仕事は、(1) 風呂に入れる、(2) そのあとミルクを飲ませる、(3) 妻が風呂に入っている間泣き出したらあやす、(4) その他家事手伝い、といったところ。毎日のペースがそれなりにできあがってくればもう少し楽になるとは思うけど。
2003/03/27(木)
いよいよ妻と娘が岡崎に帰ってきました。しばらくはこのように「一言」更新が続く見込み。
2003/03/25(火)
30%の採用を目標に 女性研究者支援で文科省(Yahoo! ニュース)。大学教員の女性の比率は確かに非常に低い。手元に数値は持っていないんだけど、実感として「少ないな」とは感じる。しかし、具体的にどういう「支援」をするつもりなんだろうか。一番具合が悪いのは、数値目標だけ掲げて、あとは各大学の自主努力に任せる、というやり方だな。目標が達成されていないと助成金を減らされるから、実態に目をつぶって女性教員を大量に採用して数合わせをする、という状況が目に見えている。問題は2つあって、1つはもともと女性研究者の割合が少ない研究分野では、無理矢理数値目標に合わせることで教員の質が下がる恐れがあること。もう1つは、これも研究分野によるのだが、実質的に週 60 時間以上働いてないと満足な成果が出せない職場で共働きの女性がまともにやっていけるのか、ということ。女性は育児・介護で負担がかかることが多いから特段の配慮をする? ただでさえ人手が足らんのに勘弁してくれ、と男性教員が抗議するだろう。これは現状で大学教員に女性が少ないことの理由の1つにもなっていると思う。(業績評価の不公平さってよく言われるけど、それはあんまり大きな理由じゃないように思う。少なくとも僕の経験した範囲で、女性だからという理由で業績評価が不当に低いなと感じたことはない。研究者本人が勝手にそう思っているケースはちょくちょくあるけどね。まあこれは性別に限った話じゃなくて、「自分が不当に低く評価されているのは○○のせいだ」という勝手な思い込みは珍しいことではない。) 結局大学教員の労務形態を根本的に見直していかないと改善できない問題なんだけど、文科省(というか熱心なのはどうやら遠山文相らしいが)はそこまで踏み込んでサポートする気はあるんだろうか。平成16年度からの国立大学法人化はある意味チャンスだとも言えるんだけどね。
2003/03/24(月)
夕方になって雨が降ってきた。あれぇ、今日は一日晴れじゃなかったのか。きのうの天気予報と勘違いしてたかな。
毎日のバックアップに Retrospect を使っている。今は夜中の決まった時間にバックアップを実行しているのだが、これだと一日の作業が終わった後バックアップが始まるまでマシンが無駄に立ち上がっていることになる。一日の作業が終わったところでバックアップを実行して、終わったら即スリープ(またはシャットダウン)する方が無駄が少ない。AppleScript を使えばできそうなので、ちょこちょこといじって、下のようなものを作ってみた。
tell application "Finder"
-- Launch Retrospect and wait until it is ready to go
launch application "Retrospect"
set exitFlag to false
delay 10
repeat until exitFlag
try
tell application "Retrospect" to activate
set exitFlag to true
on error
delay 10
end try
end repeat
end tell
tell application "Retrospect"
execute "Daily Backup"
repeat
set currentStatus to Retrospect status "Daily Backup"
if not executing of currentStatus then
exit repeat
end if
delay 20
end repeat
try
quit
end try
end tell
tell application "System Events"
sleep
end tell
Activate を try の中に入れているのは、Retrospect を立ち上げた直後に activate を送るとエラーが出るため。理由はよくわからない。
2003/03/23(日)
午前中から研究会に行く予定だったのだが、朝食をとりながらぐずぐずしているとテレビで NHK 杯将棋トーナメントの決勝が始まってしまい、結局三浦弘行八段の優勝をしっかり見届けてしまった。最初からそのつもりだったんだろうって? いやぁ、決勝じゃなかったら途中で出かけてたと思うんだけどね。でも、せっかくの決勝なのにいまひとつ画面上での盛り上がりがなかったな。何年か前に NHK 杯の決勝戦を野外テントで大勢の観客を集めてやってたことがあったと思うんだけど、あれぐらいのことをした方が戦っている二人も張り合いがあるだろうに。不景気で日本将棋連盟も大変なんでしょうね。
2003/03/22(土)
連休中だが、今日から3日間研究会。朝9時から夜9時までみっちりスケジュールが組まれていて、けっこうきつい。内容はなかなか面白いけど。
テレビや新聞では相変わらずイラク問題の「解説」があふれている。「解説」を読んだり見たりしていると、自分が次第に思考停止に陥っていくのを感じる。情報を頭に詰め込んで自分で思考しているような気分になるのは危険な錯覚だ。麻痺した頭をときほぐしていかなくては。
2003/03/21(金)
学会で東京に行っておりました。今回は発表もさることながら、2日目の夜のオーケストラ演奏の方が気になってた。懇親会のざわざわした雰囲気の中での演奏だったが、本番が一番出来がよかったんじゃないか。まあ、学会発表ではデータ無しで10分間乗り切る、なんてのを日常的に(?)こなしているメンバーばかりだから、ある意味本番に強いというか、心臓に毛が生えてるところはあるのかも知れない。
対イラク戦争が始まってしまった。湾岸戦争の時も出張先のホテルで開戦の報を聞いたなぁ、とぼんやり回想にふける。思うところは多くあるけれども、今はともかく早い終結を望むのみ。
2003/03/16(日)
昼まで寝てしまったのはちと不覚だったが、一応予定どおり家中の掃除をしたり、大量にたまっている古新聞をひもで縛ったり、放ったらかしてある郵便物を整理したりする。雨のため、集積場に出しに行くのはとりあえず延期。
N 響アワーに本荘玲子さんが出ておられた。この人管楽器のソロアルバムとかで伴奏をやっておられるのを時々見かけるのだが、N 響所属のピアニストだったんですね。伴奏のスペシャリストって僕はすごく興味があるんだな。昔作曲家のバルトークの書簡集を読んだ時、彼が「自分は伴奏者として一流であることは自他ともに認めている」みたいに自慢(?)しているくだりがあって、面白かった。確かに、シゲティ(ヴァイオリン)とバルトーク(ピアノ)がデュオを組んだ歴史的録音が残っていて CD にもなっているけど、バルトークのピアノは伴奏に徹底していて、しかもすこぶる存在感がある。ピアニストとヴァイオリニストが両方ソリストよろしく個性をぶつけあう演奏も面白いけど、僕は伴奏に徹するピアニストの方にプロ魂を感じるな。
テトリスにはまるのはあまりにも非生産的なので、かわりに将棋ソフトにはまってみることにした。ずいぶん前に買った 2,980 円の「AI 将棋 2」(サイバーフロント扱いだったのだが、もう販売していないみたい)。もちろん Classic で動かす。一番弱い「接待」モードで2回に1回勝てるかどうか(しかも好きなだけ長考させてもらって)だから、僕の腕前は推して知るべし。
ちょっと書き損じがあって空更新。アンテナ経由でご覧の方、失礼しました。
2003/03/15(土)
午前中、学会の練習。いつもと同じ調子で OHP 資料を作って特に原稿は作らず話してみたが、半分ぐらい話したところで時間超過。いつも話している内容とかなり様子が違っていたのでとまどってしまった。話す順序をもうちょっと練らんといかんかったかぁ。月曜日にやり直しの予定。グループのみんな、すまん。
明日は本当に久しぶりの完全休養日。家の掃除とか古新聞の処分とかいろいろ家事がたまっている。明日も天気悪いんかなぁ。
2003/03/14(金)
きのうはまた飲み会だった。月曜の飲み会はわりと控えめだったがきのうは痛飲。おかげで今日一日だるかった。
戯曲「オキシジェン」朗読劇として日本初公演。Carl Djerassi 氏と Roald Hoffmann 氏の戯曲で、酸素の発見(1777 年)に対して「レトロ・ノーベル賞」を授与しよう、という設定で進められる。受賞者にふさわしいのはラヴォワジェか、プリーストリか、それともシェーレか? 3人の科学者とその妻の当時の生活、科学、野心が語られ、同時に 21 世紀のノーベル賞選考委員会での議論も描かれる。(内容は "The Oxygen Book" ページによる。)作者は2人とも化学の教授で(Hoffmann 氏は福井謙一氏と同時にノーベル化学賞を受賞している)、かつ文筆家でもある。Hoffmann 氏のエッセイは化学の専門誌に論文と並んでよく掲載されているので、その筋では知っている人も多いんじゃないかな。でも、こんな戯曲を書いているとは知らなかった。
2003/03/12(水)
おととい更新できなかったのは飲み会のためだが、きのうはコイツのせいです(PiPELINEさん経由)。ハマってしまった。テトリスは実はやりこんだことはないんだけど、似たような「落ちもの」ゲームで、Oh! X の付録に付いていた "Yet Another Column" というのにハマったなあ。もう一回遊んでみたい気がする。
とか何とか書いていたら、なんと padma color さんとこで X68000 エミュレータの話題が出ているじゃありませんか。一度試してみなくちゃ。というか「究極 X68000 エミュレータ」という書籍をすでに所有していたりもするのですが。ちなみに実機は岡崎に引っ越してくる時に後輩に譲ってしまいました。
学会終わってからにしろ、という話もちらほら。
2003/03/09(日)
土曜日、山陰線の乗り換え3分一本勝負には勝利したが、そのあと駅から会場への道で迷ってしまい、結局 10 分遅れで会場入り。詰めが甘かった。
帰りの丹波口駅がちょっと大変だった。一緒に岡崎から行ったメンバーと窓口に並んで、僕は磐田までの乗車券と京都−浜松の特急券、もう1人は名古屋までの乗車券と特急券を買おうとしたのだが、窓口のお姉さんが慣れておらず異常に手間どっている。「広島までですか?」「浜松です!」とか「磐田は東海道線やでぇ」とかイタいやり取りの末、僕はなんとか望みどおりの切符を手に入れたけど、もう1人は結局「京都から名古屋」の切符を渡されて、丹波口〜京都の 140 円の切符を別に買う羽目になった。僕も知らんかったんだけど、京都〜名古屋間だと乗降駅が「市内」扱いにならないので、ちゃんと「丹波口〜名古屋」の切符を買わないと丹波口駅で乗降できないのね。いやもちろん窓口でもう一度説明すれば正しい切符を再発行してもらえただろうけど、電車の時間が迫っていたので断念。ここまで 15 分ぐらいかかったもんな。まあ、JR の駅窓口って相当大変な仕事だとは思うけど、お姉さんプロやねんから頑張って覚えや。
というわけできのうは磐田に一泊して娘を風呂に入れてから岡崎に戻ってきた。ご機嫌の時は目をぱっちり開けて周りを見る仕草をする。まだ顔とかはわからないんだろうな。
2003/03/07(金)
ちと仕事が取込み中。明日は9時から京都で研究会。9時前に丹波口駅(山陰線)に余裕を持って着こうと思うと6時過ぎに家を出ないといけない。7時前に家を出ても一応9時前に着ける乗り換えパターンがあるのだが、京都駅で新幹線から山陰線の乗り換えを3分で済ませないといけない。階段に近い扉に陣取って、開くと同時にダッシュすれば不可能ではなさそうだが、そこまでやるか? しかし家を出る時間が1時間近く変わるのは大きい。どうしたものか。というか早く寝ろ>じぶん
2003/03/06(木)
いぬリンク経由、mochintosh's Topics。OS X の音楽関連情報が満載ですね。これからもちょくちょく見に行こう。Unicorn meets Jaguar のページはすごい力作です。
しかし本文の字が小さくてちょっとツラいなぁ。8ポイントって……
Digital Performer の OS X 版は "dp4" になるのですね(リンクはミューズテクスのサイト。ところで、なぜ dp が小文字?)。実は DP3 もあんまり使えてない(使うヒマがない!)のだけど、とりあえずアップグレードの出費は覚悟しておかねば。
2003/03/05(水)
東芝、ノートPC用燃料電池を開発〜2004年に製品化(PC Watch)。50 cc で5時間の駆動。平均出力 12 W とすると、効率は 25 % ぐらいか? 写真見ると結構でかいね。もう少し小さくならないと他の電池と競争するのは厳しいかも。
いーてっく らぼさん:燃料電池でアルコールとか使ってる場合って一回分解したらおしまいですよね。ってことはこのバッテリーも一回使ったらおしまいですか?
使い終わったら、生成した水を捨てて、代わりにメタノールを補充するわけです。充電はできないかわりに、メタノールを持ち歩けばそれが保つ限りはずっと使い続けられる。
ちょっと気になっているのは、メタノール(メチルアルコール)って消防法でいう危険物(第4類アルコール類)で、しかも毒劇物取締法でいう劇物なんだよね。消防法の方は 500 cc のびん一本ぐらいなら持ち歩いても問題ないと思うけど(自信なし。一応危険物取扱者免状持ってるのだが……)、劇物の方は結構厄介な気がする。僕らが仕事でメタノール使う時は、まず購入の時に所定の書類にハンコと署名をして、受け取ったメタノールを「医薬外用劇物」って書いた鍵のかかる保管庫に入れて、使うたびに保管簿に何 cc 使ったか記録して残量チェックをすることになっている。頻繁に使うのでめちゃくちゃめんどくさいんだけど、法律で決まってるんだから守らなきゃしょうがない。燃料電池のメタノールだって例外じゃないだろう。製品化したとき、そのへんは大丈夫なのかな?
2003/03/04(火)
Sendmail のヘッダー処理に対する脆弱性(リンクはセキュリティホール memo より)。Sendmail に重大なセキュリティホールがあるため、直ちに最新版にアップデートしてください、という話。職場のネットワーク管理者からも警告メールが来たので、お世話しているサーバを早速アップデート。しかし、前のバージョンが古すぎて(8.9.x だった)、最新版との間にいろいろ変更があったため、ドキュメントを山ほど読み解く羽目になった。2時間弱かかったかな。もうこのサーバも引退させて、最新マシンに置き換えた方がいいかも。古いソフトを使い続けると結局こういう時に苦労する。まあ、メールサーバを立てるのをやめれば済むって話もあるんだけどね。
ちなみに、自宅の Mac OS 10.2.4 はすでに"Security Update 2003-03-03" が出ているので、クリック1つでアップデートは完了。今回の Apple の対応は早かったね。他の UNIX 系ベンダーとくらべてもひけをとらない。サーバ OS としての Mac OS X もかなり使えるレベルになってきたんじゃないかな。
2003/03/03(月)
おとといの円周率の問題でメールをいただきました。「正 12 角形の外周より円周が長いことは『2点間を結ぶ最短距離は線分である』ことから自明としてもよいのではないか?」という趣旨。うーん、それだと内接正 12 角形の外周を計算すればオッケー、になってしまって「理系の2次試験」の問題にしては易しすぎる気がする。「円周の長さを計算する手続きを自分で組み立ててね」という出題者の意図を僕は言外に感じるんだけどなぁ。まあ、現役受験生だったのは 20 年以上前なのでとんちんかんなこと言ってるかもしれませんが。
こんなことをしている間も、妻は実家の方で娘の世話に追われているのであります。夜寝られなくて相当へとへとになっているみたい。いつ電話かけても「ねむい!」って言ってるし。何もできんですまんのう、3月の学会が終わるまで辛抱してくだされ。
といっても、岡崎に戻ってくると実家より人手が減るからもっと大変になるのか……なるべく家事を手抜きすることですな。今の僕並みに。そこまで落ちたくないか(笑)
ミルクもあげておむつも換えて、抱っこしてうとうとし始めても、ベッドに寝かせたら泣き出しちゃう、というのはやっぱり寝てくれるまで抱っこしてあげるしかないんですかね。1ヶ月ぐらいだったらこんなものかな。
外はなにかしらんけど凄い風だ。洗濯物たまってるんだけどいつ洗濯しようかなぁ。
2003/03/02(日)
きのうは日記を書いたあと、「ちょっと巡回して早めに寝よう」と思っていたのだが、鷹澤遊戯場さん経由で「将棋界の一番長い日」を衛星放送でやっていることに気付く。さっそくテレビをつけて、しばし観戦。佐藤−郷田戦が終局、3者プレーオフ(羽生/藤井/佐藤)が決定した場面を見届けて寝た。結局1時半じゃん。
今日はまた東京で某オケの練習。なにやら2週間前よりバラバラになったような気がする。今日は不参加者が多かったしな。あと本番前日のゲネプロを残すのみなのだが、大丈夫だろうか。
行き帰りの新幹線は今回も 12 インチで暇つぶし。豊橋−東京間のこだま号自由席で 12 インチを開いて Project Builder と格闘している人を見かけたら、それは僕かも知れません。
2003/03/01(土)
東大理系数学(B)入試問題より、「円周率が 3.05 より大きいことを証明せよ」(Yomiuri On-Line より)。面白い問題出すね。
直径 1 の円に内接する正 12 角形の外周が 3 (√6 - √2) であることは計算できるから、これを小数点以下3桁まで数値計算すればよさそうに見える(3.105... になる)。が、これでは不十分で、正 12 角形の外周が円周よりも短いことを証明しないといけない。これは極限操作が必要だから意外に厄介。こんな風にしないといかんでしょうね。
直径 1 の円に内接する正 3×2n 角形の外周を an とする。三平方の定理を繰り返し用いて an と an+1 の関係を求めると、
an+1 = (an2 + 36・22n (1/2 - (1/4 - an2/36/22n)1/2)2)1/2
となる。これより、
an+1/an = (1 + 36・22n/an2 (1/2 - (1/4 - an2/36/22n)1/2)2)1/2 > 1
従って、an は単調増加数列である。n を大きくすると an は単調に増加して円周率に収束するから、どれかの n について an > 3.05 を示せば題意は証明される。
a0 = 3√3/2
a1 = 3
a2 = 3(√6-√2) > 3.105
以上で証明された。
an の収束性は自明としているけどまあええやろ。もちっと厳密にやろうと思うと、外接正 3×2n 角形の外周を bn としてそれが単調減少数列で、かつ an < bn であることを示したらいい。それにしても、3.05 という数字が気になる。実はもっとスマートな方法があるんだろうね。
最初にアップしたバージョンでえらいチョンボをしていたので修正。まだ間違いあるかも?←まだあった(笑)ので修正。
よく考えたら、an+1/an をわざわざ計算せんでも図を使って an < an+1 だけ示せば十分だった。まあええか。