Digitalians' Alchemy Diary Archive



あるけみすとの居る風景:2002 年 08 月

2002/08/31(土)

 わけあってペルチェ効果を利用した冷却装置について調べる。小型冷蔵庫などで商品化されてるものもあるのね。世界中で幅を利かせているガス式(フロンなり代替フロンなりを使った)冷凍装置を駆逐する時代が来るんだろうか。インターネット検索してみると、市販されているペルチェ素子を使って何かを冷やしてみる実験、というのを家庭でやっている人がけっこういるけど、わりと苦戦しているようですね。熱設計って難しいからね。電気みたいに決まったところを行儀良く流れてくれるわけじゃないし、どんな風に熱分布しているかを測定するのも技術がいるし。

 将棋の谷川浩司九段、王位奪取(羽生の10連覇を阻止!)おめでとう。谷川さんはやっぱりタイトルを持っていてくれないとね。

2002/08/28(水)

 しばらくぶりに「将棋世界」サイトを見てみたら、竜王戦の挑戦者決定戦が中田宏樹七段−阿部七段で戦われているとか。渋い組み合わせですねぇ。ずいぶん前に同じ組み合わせで番勝負をやってた記憶があるんですが、全日プロだったかな? 谷川−羽生の王位戦も、いつのまにか谷川が3勝して奪取に王手をかけていたりする。

2002/08/27(火)

 Psync を使って Mac OS X 上で自動バックアップする、公開しました。

 ライオンズの西口が「あと一人」でノーヒットノーランを逃しちゃったのね。でもちゃんと完封したのは立派。「あと◯人で大記録」という時にいつも思い出すのが、ドラゴンズ戦でノーヒットノーランを逃したばかりか逆転サヨナラ負けをくらったジャイアンツの斎藤雅樹投手。9回1死までノーヒットで、代打の音に二塁打を打たれて仁村に(立浪だったかな?)タイムリーを打たれてついには落合に逆転サヨナラ本塁打を打たれてしまった。毎年のように20勝するようになる前だったんじゃないかな。テレビ観戦していたんだけど、玄関にお客さんが来ていて母が応対している時に落合の打球がスタンドに飛び込んで行って、父と二人で大騒ぎして玄関の二人が呆れたものだった。

2002/08/26(月)

 ログアウト時に自動的にホームディレクトリをバックアップ、というのがどうやら実現できそう。それにしても、Bourne shell の構文って難しいね。if 文の書き方がなかなか覚えられない。

 林檎つまみぐいのかえでさんが 8/18 の GigaStudio ネタに反応されてます。Prosonus はいわゆる DTM 音源よりはいい音がしますが、「おおっ、さすがサンプラー」というような凄い音じゃありません。値段のわりには健闘してるじゃん、ってところですかね。

2002/08/25(日)

 マック系サイト各所で Mac OS 10.2 のレポートが上がっていますが、うちはまだ導入しておりません。というか、まだ注文もしてない。いずれは入れるつもりだけど、その前にずっとさぼっているバックアップを何とかしないと。Hfspax で本格運用してみようかと思ったけど、何か妙なエラーが出るんですね。".... は cpio ヘッダに収まりません" とか。かわりに psync というのを試している。うまくいきそうだったらレポートするつもり。ただ、シンクロナイズソフトはあんまり好きじゃないんだよね。できればアーカイバが欲しい。もうちょっと探索が必要かも。

2002/08/24(土)

 水曜日から休暇をとって金沢〜山代温泉へと旅してきました。どこもかしこも「利家とまつ」がハンランしていて、ちょっと時期が悪かったかな、と思わないでもなかったけど。

 金沢では泉鏡花記念館石川近代文学館石川県立美術館を訪問。特に、近代文学館から県立美術館まで向かったとき、矢印の示すままに歩いて行くと突然小さな森の小径に導かれたのには驚いた。看板に「こちら県立美術館、階段あり」と書いてあったから普通のコンクリートの階段かと思ったら全然違うのね。街中にあんなものがあるとは思わんかった。

 山代温泉の方は、23 日に那谷寺鶴仙渓日本折紙博物館、24 日(今日)は中谷宇吉郎雪の科学館石川県九谷焼美術館を訪問、ついでに加賀温泉駅前のアートギャラリ−でたまたま開かれていた土門拳写真展を見学。

 那谷寺は(ウェブサイトはいまいちだけど)見どころ満載。日本折紙博物館はそれなりに面白かったけど、妙にストーリー性を重視した作品が多いのがやや不満だった。個人的には折紙の魅力はアブストラクトな造型にあると思っているので、ストーリー性なんて追わずに単品の作品の方がいい。一緒に行った妻と話してみたらやっぱり同意見だった。雪の科学館は地味だけどいい。氷の単結晶に光を当てて内部から融解させると、雪の結晶と似た形の空孔ができる「チンダル現象」が誰でも実験できるようにしてある。石川県九谷焼美術館は、内部の展示もさることながら、館内の作品を画像で拡大表示したり説明を読んだりできる「デジタルギャラリー」が素晴らしい出来だった。土門拳写真展は本当に偶然だったが、妻が土門拳の大ファンなのでちょうどよかった。僕も彼の写真には惹き付けられる。そのうち酒田の土門拳記念館にも行くことになるのかなぁ。妻はすっかりその気になってるけど。

 金沢は観光地としてスキがなくて、兼六園とか妙立寺(忍者寺)なんてほとんど「完璧」だったけど、僕としてはこういう観光地的にヤル気満々の施設はどうもなじめないところがある。加賀温泉駅を起点とする加賀市〜小松市の施設はどれも素朴で居心地のいいものだった。とはいっても、巡回バス(キャン・バス)のバス停にベンチがないのには参ったけど。もうちょっとヤル気を出してもらえると嬉しかったかな、と。

2002/08/19(月)

 明日の会議の資料を作らねばならなかったことに気付く。一日デスクに向かっていたが予想外に難航して、結局家に持ち込むハメに。さきほどようやく終了。やれやれ。

2002/08/18(日)

 2日間部屋にこもって GigaStudio と格闘、Prosonus ライブラリのセクション弦をいじり回す。GigaEditor の使い方はだいぶわかってきた。とりあえず波形そのものには手をつけず、インスツルメントの編集だけでどこまでいけるかやってみる。デフォルトのインスツルメントは妙な残響が入っているのでこれを全部取って、エンヴェロープで短い残響だけつけるようにする。古いライブラリだけど結構いろいろな音が入っているので、それなりに使えそう。試しにバルトークの「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」の第一楽章を打ち込んでみた。レガートの表現に課題は残ったが、全体の響きはなかなかいい感じにできた。

 Digital Performer にはだんだん慣れてきたが、時々ささいなことで行き詰まってしまう。今日は MIDI トラックからパン・ボリュームコントロールが出力されてないことに気がついて、解決するまで1時間ぐらい悩んだ。答えは、MIDI トラックを選択して "Basic->Automation Setup" メニューを選び、"Enable Automation", "Enable Automation Playback", "Enable Automation Recording" を全部オンにして "Apply to Selected MIDI Tracks" ボタンを押す。パンとボリュームは Digital Performer の世界では「オートメーション」という概念のもとに特別扱いされているらしい。そういう余計な機能は標準ではオフにしておいてくれよな、まったく。

今やり方を確認するのにマニュアルを見たけど、答えがわかっているにも関わらず書いてあるページを見つけるのに30分かかった。

2002/08/16(金)

 LAME の Cocoa フロントエンド、一応完成。名付けて iLame。ははは、iつけちゃったよ。よほど使いやすいソフトなんだろうと誤解されて困るかも。コマンドラインのフリーソフトに GUI をかぶせただけなので大したもんではない。一応 LAME の全機能は使えるはずなので、お試しいただければと。

2002/08/15(木)

 きのうからもう一度磐田に行って、さきほど岡崎に戻って来たところ。磐田IC−岡崎IC 間で東名デビューと相成った。まだ一時間ノンストップで 80 km/h で走り続けるのはきつい。周りに極端に迷惑をかける走り方はしなかったとは思うんだけど。やっぱり電車がいいねぇ。居眠りもできるし本も読めるし。

2002/08/12(月)

 本日〆切消印有効の書類を5時過ぎまで粘って書いて、岡崎郵便局に提出。列の前に並んでいるのが隣の研究室の人だったり。終わったあととんかつ屋さんの看板が目についたので、そのまま夕食、帰宅(妻は磐田に帰省中)。今日は8時間ぐらいしか働かなかった。ま、夏休みモードだしいいか。

 LAME の Cocoa フロントエンド、だいぶ形になって参りました。なんとか夏休み中に公開できるかな。

2002/08/11(日)

 5日ぶりの更新。この間いろいろありまして……

 7日〜9日、葉山の湘南国際村にて泊まり込みのセミナー。あくまでもアカデミックに、しかも違う専門分野の人間向けに話をするということで講師の先生方は大変そうだったが、面白かった。「夜間講演」がまた楽し。しかし宿舎の門限10時とは何ごとか。高校の寮じゃあるまいし。

 とりわけ面白かった話題を1つ。日本スペースガード協会では地球に接近する小惑星をみんなで探すプロジェクトを計画しているそうな。岡山県の美星スペースガードセンターで撮影した星空の写真を専用ソフト「アステロイド☆キャッチャー B-612」(残念ながら Windows 専用)で解析して、自分で小惑星を発見しようというもの。星好きな人はぜひ。

 9日の夜は「GigaStudio 仲間」のオフ会。参加者は窪田さんYANA さん山本さん鶴原さん、飯田さん、衷さん、僕の7人。と、リンクを張ってみて気がついたんだけど、ウェブサイトを持っている人はみんなちゃんと音楽にテーマを絞って作っておられるなぁ、と。何がテーマなのかさっぱりわからないサイトはうちだけじゃんか。内容は濃かったです。DTM/MIDI の話をあんなにたくさんしたのはめちゃくちゃ久しぶりかも。

 ちなみに、集合場所が本郷のアカデミア・ミュージックだったので、ついでに楽譜を2冊ほど入手。デュティユーの "The Shadows of Time"(なんで曲名が英語なのか、と思ったら、ボストン交響楽団の委嘱作品だった)とシェーンベルクの「主題と変奏 Op.43a」。シェーンベルクはオリジナルの吹奏楽版で、これは昔から存在は知っていたし聴いたこともあるけど楽譜は初めて見かけた。ずっと探していたものなので速攻で購入。

8/6 分で「GigaStudio のエディタにマニュアルがない」と叫んでおりましたが、Nemesys のサイトからチュートリアルを無料でダウンロードできます(窪田さんに感謝)。

 10日、妻の実家にお邪魔する。磐田スタジアムにてジュビロ磐田ベガルタ仙台の試合を観戦。Jリーグを生で観戦するのは初めて。試合は高原選手が3得点を含む大活躍で4ー0とジュビロ圧勝。今日(11日)は横浜F・マリノス鹿島アントラーズに敗れたので、磐田は再び首位に。最終節の柏レイソル戦に勝てば前期優勝が決まる。いいぞ、がんばれ。

 ちょっと意外だったのは、磐田のファンが全体におとなしかったこと。私設応援団の人が一生懸命盛り上げようとするんだけど、スタジアム全体を揺るがすような応援にはなかなかならない。優勝がかかっている試合なのにねぇ。むしろ、反対側のゴール裏(だけ)に陣取ったベガルタ仙台の応援の方がはるかに組織立っていた。応援歌を歌ってもみんな揃ってる。ジュビロの方も一応応援歌を歌っているらしいんだけど、メロディも歌詞もいまいち聞き取れない。これはジュビロファンのカラーなんだろうね。見方を変えれば、応援の熱狂ぶりが選手のプレーを大きく左右すると言われるサッカーにあって、この程度の控えめな応援で毎回リーグ優勝に絡んでいるジュビロ磐田の実力は相当なものなんじゃないか。

 そして今日11日、妻と甥のタイキ君と3人で浜松市楽器博物館へ。初めて行ったんだけど、写真でしか見たことがなかった楽器がたくさん展示されていて楽しめた。楽器の音を録音したものをヘッドフォンで聴けるんだけど、サリュソフォーンのところでフロラン・シュミットの「ディオニソスの祭」のサリュソフォーンパートだけを録音してあったのには笑った。これだけ聴いてもよくわかんないと思うんだけどね。まあ、サリュソフォーンのソロ曲なんてないだろうからしょうがないか。

 つうわけで、何やしらん内容の濃い5日間でありました。

2002/08/06(火)

 mLAN ホットラインから回答あり。現在のところ、1つの mLAN ネットワークに2台の Mac をつないでもお互いに見えないため MIDI の送受信はできない。これは今後のバージョンアップで対応する予定、とのことだったので、期待して待ちましょう。あと、mLAN が Sound Manager, FreeMIDI に対応していない点については、それぞれ ASIO, OMS のみ対応で今後の予定も今のところないらしい。少し残念。Windows ドライバは開発中、最終仕様は未定、とのこと。これも Mac から MIDI を送ってオーディオを 01v に受けられるようになるといいなぁ。Polo の狭い筐体にオーディオカードを詰め込まなくてもよくなるじゃない。Polo のマザーにもちゃんと IEEE1394 (= FireWire) ついとるもんね。

オンボードの FireWire チップが未対応で結局別の FireWire カードをつける、なんてことにならなきゃいいけどね。

 あんまり時間がないのだが、Prosonus を少しだけテストしてみる。とりあえずいろいろな音は入っているのだが、あんまりバランスもよくないし、音も妙にノイジーだったり残響が異様に強かったりして、そのまま使うのはちときついかなという印象。以前に買った Vitous Mini と組み合わせて自前のライブラリを作らなきゃならんのかな。しかし、GigaStudio のエディタって使い方がよくわからん。これだけ複雑なソフトなのにマニュアルが PDF 版すらついてないとはどういうことじゃ。ヘルプなんてものはマニュアルの代わりじゃないんだぞ。ぷんぷん。

2002/08/05(月)

 申請書書きが進まん。来週月曜日が締め切りなのだが、今週後半はいろいろあるので、実質明日一日が勝負。まあ、この申請は書いても通りそうにはないんだけどね。

 テレビで「インターネット依存症」が取り上げられていて、妻が僕の顔を見るんだけど、こんな程度じゃ全然依存症なんて言うほどのもんじゃない。最近は出張にもパソコン持って行かなくなったしね。まあ確かに、暇さえあればパソコンに向かっているのは事実ですが。

2002/08/04(日)

 首振り iMac をセットアップ。Mac OS 10.1 で起動するようになっていたが、速攻でパーティションを切り直し、Mac OS 9.2 をインストール。液晶画面の品質は思ったより平凡。iBook のクリアな液晶に慣れてしまったからかな。引き続き mLAN をセットアップして、いちおう Digital Performer は動かせるようになった。もう一つ欲張って、PowerMac G4 で Unity を動かし、それを mLAN からの MIDI 入力と mLAN へのオーディオ出力で動かそうと思ったのだが、これはうまくいかなかった。iMac から PowerMac G4 が mLAN 上でどうしても見えない。無理なのかな? 一度 mLAN ホットラインに聞いて見ようか。

ネットワークがトラブったり何やかやで今午前2時。明日は眠そう。

2002/08/03(土)

 午前中、とある申請書書きと来週のセミナーの準備。「変な仕事」に振り回されるのはたいがいにして本筋の仕事をしなきゃあ。

 午後、妻のお母さんとお祖母さんと一緒に岡崎の花火大会へ。最初から最後までちゃんと見たのは初めてなのだが、なかなかボリュームがあり堪能。2時間半はしかしちょっと長かったな。

2002/08/02(金)

 首振り iMac 到着。されど、今週末はやや忙しくセットアップはおあずけの模様。iMac と PowerMac G4 両方を 01v につないでどちらからでも mLAN 経由で鳴らせるようにする、なんて虫のいいことは可能なんだろうか?

2002/08/01(木)

 ヤマハから 01v が生還。mLAN 用のアップデートの他に、端子が1つ接触不良だった模様。気がつかなかったぞ(笑)さっそく mLAN カードを装着し、Power Mac G4 に接続してみる。mLAN コントロールパネルを開いて入力側、出力側をそれぞれ 01v に設定し、ASIO ドライバを Digital Performer と同じ階層にある "ASIO Drivers" フォルダにコピーして Digital Performer を立ち上げ、オーディオ設定を mLAN ASIO ドライバにして(何やら警告が出たが)、オーディオ録音・再生。おお、ちゃんとできるではないか。とりあえず第一段階クリア。

 録音したオーディオトラックは Digital Performer の "Soundbites" ウィンドウを開くと、そこのミニメニューから AIFF 形式でのエキスポートができる。ここで SndSampler で再生チェック…と思ったのだが、Sound Manager 経由で mLAN にオーディオ出力する方法がわからなかった。これは無理なのかな?

おや、SndSampler の OS X バージョンが出るらしいじゃないですか。これは要チェックだな。