Digitalians' Alchemy Diary Archive



あるけみすとの居る風景:2002 年 04 月

2002/04/29(月)

 居間から新しい仕事部屋まで ADSL ケーブルを引っ張ってみるテスト。動作はするのだが、廊下の壁にケーブルを引き回すのが見苦しいということになり、却下。一応デスクトップ Mac に AirMac カードを入れて無線 LAN で運用することにした。しかし、やはり仕事部屋の中では有線 LAN で運用したいため、無線ブリッジの導入を考えている。次の製品を検討中。

 サイズの小ささ、価格、Mac での動作保証を考えると RF-100E が有力なのだが、100Base-T に対応している WNA-FSWH4 も捨てがたい。

2002/04/27(土)

 雑用をこなすため Mac OS 9 で立ち上げ直す。ちょっとした資料作りや表計算は AppleWorks で Mac OS X 上でもできるし、場合によっては Microsoft Word を Classic で立ち上げてもいいんだけど、プリントができないのが痛い。ヒューレットパッカードの DeskJet 850C、ハードはまだまだ使えるのに OS が対応していないために使い物にならなくなっているのは実に残念。実は OS 9 上でもちょっとおかしいんだけどね。再立ち上げするたびにセレクタがプリンタの設定を忘れてしまうので、いちいち選び直してやらないと印刷できない。

 Classic 用のプリンタドライバを Mac OS X でエミュレーションみたいにして動かすことなんて不可能なんですかね。プリンタの対応って遅々として進んでないから、けっこう需要はあるような気がするんだけど。でもよく考えてみるとやっぱり無理なような気がするな。

2002/04/26(金)

 新しい実験装置が納品されてきた。こういうのにはだいたい Windows マシンがついてくるのだが、今回は DELL だった。学生が「よくあんなの納品許しましたねぇ」なんてのたまう。僕がパソコンにうるさいと思っているからだけど、DELL のマシンってそんなに悪くないんじゃないのかな。よく知らないんだけどね。今まで安さにつられてコンパックを何台も入れたのだが、調子の悪いやつがむやみに多くて閉口している。特にノートマシンは買ったやつ全部が1年以内にトラブルを起こした。3打数3安打の猛打賞だよ。困ったものだまったく。

 というのはともかく、この学生ったらそれに続けて「マックにはできなかったんですか?」なんて言うんだから物事をわかってないこと甚だしい。Windows 用に作った装置のコントロールソフトが Mac で動くわけないだろうが。

2002/04/25(木)

 昨晩はどういうわけか蚊に悩まされて寝不足。気温が高いから蚊の発生も早いのかな。実験もいいところなし。さんざんな一日だった。

2002/04/24(水)

 自宅の仕事部屋を移動させるのだが、家に1つしかない電話のモジュラージャックから遠くなるのが問題。ADSL のスプリッタから ADSL モデムまで 10 m 以上も線を引っ張ってよいものだろうか? ADSL モデムは電話(のモジュラージャック)がある居間に置いて、そこから 10Base-T を 10 m 引っ張るべきだろうか。しかし 10Base-T の線は太いので引き回しがちと大変。最初は無線 LAN でつなごうと思っていたのだが、仕事部屋に何台もあるパソコンやプリンタ全部を無線対応にするのもちと無理があるし。どうしたもんだか。

2002/04/23(火)

 朝ゴミを出していたら近所の人に「発泡スチロールは不燃ゴミじゃなくて『プラスチック容器包装』だよ」と教えてもらった。ふえー、発泡スチロールと不燃ゴミまぜちゃったよ。道路わきにかがみこんでさらに分別。くそーめんどくさいな。

 きのうの機器予約用端末だが、シグマリオンII に内定。キーボードが奇怪な配列なのが難点だが、そう長い文章を打つわけではないので問題なかろう。

2002/04/22(月)

 段ボール箱に埋もれながら二人での生活が始まった。しばらくは昼間仕事・夜は段ボールの片付け、という生活が続きそう。

 実験室で機器予約用端末に使っていた PowerBook 180c が死亡してしまった。とりあえず別の部屋に転がっていた LC520 を持ち出して急場をしのいでいるが、新しい端末を買わないといけない。Web ブラウザ機能だけあればいいのでパソコンである必要はないのだが、なかなか手ごろな価格で適当なものがない。PDA をいろいろ物色しているのだが、Palm 系は 10Base-T 接続ができないし、Zaurus は外付けキーボードがないし、Pocket PC 系は高価で余分な機能が多すぎる。なんだかねぇ。

2002/04/20(土)

 朝から掃除。一人分のスペースを空けるのがこんなに大変だとは。ゴミの量はさらに増えた。努力の甲斐あって一つの部屋は完全に空っぽになり、他の部屋もかなりスペースが空いた。大量の段ボールをどう処理するか目下考慮中。

2002/04/19(金)

 不覚にも最近まで知らなかったのだが、「スーパーサイエンスハイスクール」なるプロジェクトが文部科学省で進められているらしい。「科学技術・理科、数学教育に関する研究開発を行う高等学校及び中高一貫教育校」を全国で20校程度認定して特別な予算措置をするそうだ。何となく安っぽくかつ官僚的な発想だが、まあ何もしないよりはよほどマシだろう。がっかりさせられるのは日本高等学校教職員組合の反対声明である。そこでは「教育内容に格差をもちこむべきではない」というお定まりの文句が登場しているが、高等学校の段階で「学ぶよろこびを味わい」「進路を選択する力を育てる」には教育内容に格差をつけるしか道はないではないか。現代日本の学校教育の最大の問題は「すべての人間は平等に教育を受けられる」という幻想によりかかっている点じゃないのか?

 ただ、重点的に強化するのが理科と英語(スーパーイングリッシュハイスクール)だけ、というのは確かに問題である。理科と英語ができる人間をエリートとして選別しようとする官僚的な発想が背後にあると勘ぐられても仕方がなかろう。あらゆる分野に対して門戸を開き、「特定分野での教育に対して重点的な研究開発を行う高等学校」に投資することとすべきである。理科と英語だけ強化する、というのでは、そこだけ欧米に肩を並べて世界で一流のフリをしたい、という情けない見栄っ張りになってしまう。それでたとえ成果が上がったとしても、本当に日本の国力が高まったと言えるものではないだろう。

2002/04/18(木)

 部屋の整理をしていると昔の日記帳が出てきた。ある日の日記より:

三善晃の『レクイエム』の総譜とバッハのオルガン曲の楽譜を買った。『レクイエム』はすごい。金子光晴の『コットさんのでてくる抒情詩』がよくわからないので『日本の詩歌』をひもとくと、この詩人もものすごい人だということがわかった。……夜の中日−巨人戦でルーキー・初登板の近藤真一投手(中日)がノーヒットノーランをやってのけた。

 最後の一文で日付がわかる(1987年8月9日)。「レクイエム」に興奮したのはそれまで日本語のまともな声楽曲を知らなかったからだろうけど、15年前の自分が金子光晴の何に興奮したのかちょっと知りたい気がする。

2002/04/17(水)

 同じフロアに実験室を持っているO先生は時間分解赤外分光の第一人者で、「なぜ時間分解赤外をやるのか?」という問いに「それは難しいからだ」と答えた人である。真夜中に実験室でフルート(フラウト・トラヴェルソ)を練習して、研究会のあとにチェンバロ伴奏で独奏会を開く人でもある。そして、今日メールをもらって気がついたのだけど、メーラーに Apple Mail を使っている人でもある。ということは Mac OS X を仕事マシンで使っているということじゃない。職人気質のくせに新しもの好き?

2002/04/16(火)

 アップルルームさんとこでゴミ分別の話題が盛り上がっているが、ここ岡崎市も(名古屋ほどではないにしろ)なかなか手強いのである。可燃ゴミ、不燃ゴミ、紙製容器包装、プラスチック製容器包装、ペットボトル、空き缶、空きビン(ビールビン、一升ビン)、空きビン(その他)、粗大ゴミと9種類に分別される。紙製容器包装って何なんだよ。考えるのが面倒なのでつい可燃ゴミに出してしまう。非国民ならぬ非市民と罵られてしまうかな。

 4/9 に書いたメーリングリスト、なかなか当たりだった模様。未決事項を誰かがリストに投げると、別の誰かが拾い上げて対応する、という展開になりつつある。「これ決まってないんだけど誰に言えばいいんだ?」とイライラする事態はだいぶ回避できるようになった。なにしろ1つの組織に十数人のメンバーがいて、仕事している部屋も建物も時間帯もバラバラなものだから意思疎通が大変なんだよね。メーリングリストの存在が当たり前になればそのへんがだいぶスムーズになるんじゃないかな。

2002/04/15(月)

 ここしばらく毎日、封管実験をやっている。下端を閉じたガラス管に試料を入れて液体窒素で凍らせ、上から真空に引きながらバーナーで焼き切るのだが、急に加熱するとその部分が圧力差で急激にへこんで、そこから穴があいて台無しになってしまう。学生の時さんざん練習したんだけど、十数年ぶりにやるとすっかりへたくそになっていて、3本に1本ぐらいの割で失敗する。これでも自分でできるだけまだマシというもので、ガラス細工用のバーナーを置いてない研究室も最近は増えているらしい。いくら実験器具が進歩しても封管が必要になることはまだまだあると思うんだけどね。(といいつつ、僕も確かにここ十数年封管実験はやってなかったわけだけど。)

2002/04/14(日)

 今週末に嫁さんが引っ越してくるので、物置になっていた部屋の片づけに一日費やす。岡崎に引っ越してきてから4年分のつけがたまっていて、不燃ゴミが45L×15袋、畳んで縛った段ボールが2m×1m×1m分も出てしまった。次回の不燃ゴミ回収担当者は何ごとかと思うだろうな。まだこれから仕事部屋の不要品を片付けないといけない。土曜日までに完了するか?

2002/04/12(金)

 今年度の新人の一人がこういうウェブサイトを持っていることを発見。いや、サイトを作っているというのを本人から聞いたんで Google 検索したわけだけどね。なかなかおもろい。ユーフォニウム・バリトン・チューバと聞いたら思わず反応してしまう人はぜひ。(そういう人はもう知ってるかもね)

The Bari-tu Diffusion Project のページが Mozilla では表示されないんですがねぇ。なんでだろう。

2002/04/11(木)

 「例外的夫婦別姓」法試案提示。学生時代は夫婦別姓の主張に共感するところがあったけど、今はちょっと変わってきてしまった。社会で活躍しながら、結婚して姓を変えて何の不都合も感じさせずに自然にふるまっている人に何人も出会ったせいだろう(男性も女性もいる)。就職したばかりの頃、あるパーティの席で一人の先輩(男性)が「今度結婚しまして姓が変わりましたので、これからは○○でお願いします」と宣言したのには驚いたが、その人は本当に何のこだわりも持っていないようだった。「名前を変えたくないから事実婚!」と頑張っている人と、「名前なんて所詮呼び名でしょ、どう呼ばれても自分は自分だよ」とやんわり構えている人と、果たしてどちらが格好いいか。

2002/04/10(水)

 38 歳の誕生日。別に白いケーキにろうそくを立てて祝ったりはしないけど、やっぱり特別な日ではある。少し高級なメシ屋さんに行って、つかの間の非日常を味わってきた。

 ところで、宝塚ファミリーランドが閉園するそうですね。僕は宝塚の隣の川西市に長く住んでいたので、やや感慨深いものがある。自分自身はあまり行かなかったのだけど、いつも近くにあるという感覚だったから。でも遊園地というのはあんまり身近にあってもいけないのかも知れないね。これまた一種の非日常を提供してくれなくちゃいけないものだから。

 関西出身の仲間でこの話をしたら、直ちに飛び火した。「ひらかたパークは大丈夫なんかな?」「そもそもひらパーってまだ存在するんか?」「なくなったっちゅう話は聞いてへんけどな」「奈良のドリームランドは?」……心配の種は尽きない。

2002/04/09(火)

 普通に出勤。「あれ、新婚旅行は?」なんて言う人がいるんですが、仕事が行列を作って待っとるんだがや。今日は所属部署のメーリングリストを作った。個人的に勝手なことを言ってくる人に対しては今後「とりあえずメーリングリストに投げてみてよ」と言う心づもり。スタッフ間の意見調整に時間を費やすほどこちらはヒマじゃないんだから。

 まあ、メーリングリストで議論がこじれるとそれはそれで大変なんだけどね。

2002/04/08(月)

 またしばらく間があいてしまいました。ここ数ヶ月準備に追われていた大事業、自分の結婚披露パーティが昨日ようやく終了して一息ついたところ。今月下旬には新生活が始まる予定。ところで、パーティに来てくれた新婦友人の中に僕の名前(本名)をインターネット検索したらいっぱい出てきた、と言っていた人がいたけど、このページは見つけられたかな?

2002/04/03(水)

 みずほ銀行トラブりまくってますなあ。見切り発車っていうけど、あれだけ大きな組織の統合となると「やってみないとわからない」面はいろいろあるんじゃないかな。まあ、銀行というのはそういう不具合が許されない業種ではあるんだけど。

 僕の職場も改組があって、事務方はかなり混乱してる。というか、みんなが勝手に自分の都合のいい理屈を発明して行動している。リーダーシップをとる人がいないからいかんのだけど、勝手なことばかり言ってたら結局自分に跳ねかえってくるんだけどねぇ。

2002/04/02(火)

 きのうの酒が若干残っている上に、暑くて、のどが乾いてしょうがない。帰宅後直ちにいよかん1個と牛乳2杯を消費。この間買い物に行った時いよかんとネーブルとグレープフルーツが並んでいたのだが、迷わずいよかんにした。かんきつ類は和製に限ります。ただし手でむけないものは不可。はっさくと夏みかんはどうもね。

 名鉄東岡崎駅前では、通りの木に飾り付けがしてある。今度の日曜日に「家康行列」があるからその準備なのかな。

2002/04/01(月)

 新年度の初日。なんか、いきなり花見で宴会になってしまった。本日の銘柄:ベルギーの某ビール(銘柄失念、でもなかなかうまかった)、unfiltered SAKE(奈良の某酒蔵。こうラベルに書いてあった。持ち込んだ人によれば「英語で書いたらちょっとオシャレになるからそう命名したんちゃうか?」ということだが甚だ疑問)、天使の誘惑(鹿児島の甘蔗焼酎。味は良かったが命名は「ダサい」とのもっぱらの評判)。年度初めからこんな調子でいいんでしょうか。いいんでしょうね。